特許
J-GLOBAL ID:200903050838300211
希土類イオン添加固体光素子、希土類イオン添加光フアイバ素子、希土類イオン添加レーザ素子及び希土類イオン添加光増幅素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342609
公開番号(公開出願番号):特開平5-145168
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 光学材料に添加される希土類イオンのエネルギー準位を中間準位から基底準位へ多く遷移させることによって励起光の効率を向上させる。【構成】 固体光学結晶にTmイオンとEuイオンとが添加されており、Tmイオンはレーザ光によって基底準位107から高エネルギー準位である準位108に遷移した後、フォノン放出によって準位108から準位109まで遷移し、その後、光放射によって準位109から準位110まで遷移する。ここで、TmイオンとEuイオンとの間でエネルギー伝達が起こった後、Euイオンのエネルギー準位はフォノン放出によって準位111から基底準位107へ遷移する。【効果】 TmイオンとEuイオンとの間でエネルギー伝達が起こり、エネルギー準位が中間準位から基底準位に短時間で遷移するため、基底準位の分布が増加して光放射が増大する。
請求項(抜粋):
第1の希土類イオンと第2の希土類イオンとが添加された光学材料により形成されており、前記第1の希土類イオンは、該第1の希土類イオンの光吸収領域の光エネルギーで発振されるレーザ光によって第1のエネルギー準位から該第1のエネルギー準位よりも高い第2のエネルギー準位に励起され、該第2のエネルギー準位又は該第2のエネルギー準位よりも低くて前記第1のエネルギー準位よりも高い第3のエネルギー準位から前記第1のエネルギー準位まで発光遷移する特性を有し、前記第1の希土類イオンと第2の希土類イオンとは、第1の希土類イオンの前記第1のエネルギー準位が第2の希土類イオンのエネルギー準位とほぼ等しく、且つ前記第1のエネルギー準位に発光遷移した第1の希土類イオンと前記エネルギー準位の第2の希土類イオンとの間でエネルギー伝達する関係を有し、前記第2の希土類イオンは、前記エネルギー準位から基底準位まで非発光遷移する特性を有していることを特徴とする希土類イオン添加固体光素子。
IPC (4件):
H01S 3/17
, H01S 3/07
, H01S 3/083
, H01S 3/16
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