特許
J-GLOBAL ID:200903050840094491

車両における動力源出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-022888
公開番号(公開出願番号):特開平5-222969
出願日: 1992年02月07日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】動力源に連結されるポンプならびに駆動輪に連結されるタービンを有する流体式動力伝達装置と、動力源の出力を変化させ得るアクチュエータとを有する車両において、駆動輪の過剰スリップ発生時に、過剰スリップを解消する値に駆動輪速度を迅速かつ安定的に収束させるべく動力源出力を制御する。【構成】変速機のギヤ位置および車両走行速度に基づいて目標タービン回転速度を目標タービン回転速度決定手段19で定め、ポンプ回転速度およびタービン回転速度に基づいて目標駆動輪トルク決定手段21で目標駆動輪トルクを定め、目標タービン回転速度および目標駆動輪トルクに基づいて目標ポンプ回転速度を目標ポンプ回転速度決定手段23で定め、過剰スリップ判断手段15が駆動輪の過剰スリップ発生と判断したときに、ポンプ回転速度および目標ポンプ回転速度の比較に基づきアクチュエータ制御手段25でアクチュエータ6の作動を制御する。
請求項(抜粋):
動力源(E)に連結されるポンプ(1a)ならびに駆動輪(WFL,WFR)に連結されるタービン(1b)を有する流体式動力伝達装置(1)と、動力源(E)の出力を変化させ得るアクチュエータ(6)とを有する車両において、駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出器(8FL,8FR)と、従動輪速度を検出する従動輪速度検出器(9RL,9RR)と、駆動輪速度および従動輪速度に基づいて駆動輪(WFL,WFR)の過剰スリップを判断する過剰スリップ判断手段(16)と、前記ポンプ(1a)の回転速度を検出するポンプ回転速度検出器(10)と、前記タービン(1b)の回転速度を検出するタービン回転速度検出器(17)と、車両走行速度を検出する走行速度検出器(15)と、タービン(1b)および駆動輪(WFL,WFR)間に介設される変速機(2)のギヤ位置を検出するギヤ位置検出器(11)と、前記車両走行速度およびギヤ位置に基づいて目標タービン回転速度を定める目標タービン回転速度決定手段(19)と、前記ポンプ回転速度および前記タービン回転速度に基づいて目標駆動輪トルクを定める目標駆動輪トルク決定手段(21)と、前記目標タービン回転速度および前記目標駆動輪トルクに基づいて目標ポンプ回転速度を定める目標ポンプ回転速度決定手段(23)と、過剰スリップが生じていると前記過剰スリップ判断手段(16)が判断したときに前記ポンプ回転速度および目標ポンプ回転速度の比較に基づいてアクチュエータ(6)の作動を制御するアクチュエータ制御手段(25)とを備えることを特徴とする車両における動力源出力制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 45/00 345

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