特許
J-GLOBAL ID:200903050845204384

動力伝達機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089420
公開番号(公開出願番号):特開平5-263843
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 ローラーロック式の動力伝達機構において、アウターレースとインナーレースとの間に配置したローラーにおいて滑りを発生させることなく、良好に駆動側から従動側に動力を伝達することができるものを提供する。【構成】 アウターレース2と、アウターレース2に同軸的に配置されたインナーレース3との間に配置されるローラー5を、セラミックス又はサーメットから形成するとともに、ローラー5の表面粗さを特定の値に設定したものである。【効果】 ローラー5の表面粗さが適度なものとなっているので、アウターレース2とインナーレース3との間にローラー5が嵌まり込んだ場合に、滑りが生じない。また、長期間使用してもローラー5の表面が磨耗することもない。さらに、金属製のローラーよりも軽量とすることができるので、リテーナ4等を傷めることがない。
請求項(抜粋):
(a) アウターレースと、(b) 前記アウターレースに同軸的に配置されたインナーレースと、(c) 複数の穴部を周方向に沿って有するリング状の骨格を有し、前記アウターレースの内周面と前記インナーレースの外周面との間に配置されたリテーナと、(d) 前記リテーナの各穴部に1つずつ配置されたローラーとを有し、前記アウターレースの内周面及び前記インナーレースの外周面のいずれか一方が円筒状の面となるとともに、他方が周に沿って等間隔に凹凸を繰り返し、もって前記アウターレースの内周面と前記インナーレースの外周面との間隔が周方向に沿って周期的に変化しており、前記ローラーが、前記アウターレースの内周面と前記インナーレースの外周面との間隔の狭い部分に嵌まり込んで、前記アウターレースと前記インナーレースとをインタロックする構造の動力伝達機構において、前記ローラーがセラミックス又はサーメットから形成されており、前記ローラーの表面粗さが0.5 〜4.0 Sであることを特徴とする動力伝達機構。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  F16D 15/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-000019

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