特許
J-GLOBAL ID:200903050857318989

偏光変調器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-317149
公開番号(公開出願番号):特開平8-179248
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】偏光変調器の入力端に導入される偏波保存ファイバの主軸方向の調製を変調器出力光に含まれる干渉信号をモニターして行うことにより短時間に精度良く行う。【構成】偏波保存ファイバ2の直交する2つの主軸にそれぞれ、波長の異なる変光信号101,102が入射される。この偏波保存ファイバからの光は偏光変調器1に入射され、駆動パルス信号103で偏光変調される。変調された2つの光は、検光子5により一偏光方向の成分が切り出され、光検出器6によって検波され電気信号となり、スペクトルアナライザ7によって2つの光の周波数差により生ずる干渉信号104がモニターされる。この干渉信号を最小とするよう、回転機構5の回転角および検光子の主軸方向、駆動パルス信号の振幅が制御され、最小となった点で偏波保存ファイバ2と偏光変調器1とが固着される。
請求項(抜粋):
偏光変調器の入力端に導入される偏波保存ファイバの主軸方向と、前記偏光変調器の入射方向とを合致させて後、前記偏波保存ファイバを前記偏光変調器に固着する工程の偏光変調器の製造方法において、前記偏波保存ファイバの先端から波長が異なり偏光方向が互に直交する第1および第2の偏光信号を偏波多重して入射する手段と、前記偏波保存ファイバに仮接続された前記偏光変調器に変調度90°を得るための駆動パルス信号を印加する手段と、前記偏波保存ファイバの前記偏光変調器との仮接続部に設けられた回転機構と、前記偏光変調器の出力端から一偏光方向の出力光を切り出すための手段と、前記出力光を電気信号に変換しこの電気信号に含まれる前記第1および第2の偏光信号の周波数差により生ずる第1の干渉信号を抽出して表示するための干渉波表示手段とを用い、前記第1の干渉信号のレベルが最小となるように前記回転機構により前記偏波保存ファイバの回転角を調整し固着することを特徴とする偏光変調器の製造方法。

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