特許
J-GLOBAL ID:200903050869773045

溶接時めっき割れを防止する亜鉛めっき鋼板の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-302276
公開番号(公開出願番号):特開2004-136314
出願日: 2002年10月16日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】亜鉛めっきされた鋼板を溶接する際に、溶接熱により溶融された亜鉛めっき層が原因となり割れが発生するため、その割れ防止を可能とする溶接方法の提供。【解決手段】溶接アーク後方の溶接止端部から溶接熱影響部にかけて、溶接アークとピーニング位置の距離を50〜200mmの範囲に限定し、かつ2mm以上のピーニング幅で、超音波ピーニングを溶接速度と同じ速度で実施し、亜鉛めっき割れが発生する温度領域で一時的に溶接止端部近傍の応力を圧縮状態にする。ピーニング方法として、特に周波数が20kHz〜60kHzの範囲内にある超音波を用いることが好ましく、また、ピーニングを行なう際の、溶接部に衝撃を加える先端部分に、直径が1.5mm〜7.0mmの範囲内にあるピンを1本または複数本用いることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
亜鉛または亜鉛を主体としためっき層が表面に存在する亜鉛めっき鋼板を溶接する方法において、溶融アークの後方で溶融アークとの距離が50mm〜200mmの範囲内に超音波ピーニング装置のピーニング先端部分を配置し、溶接速度と同じ速度で溶接止端部近傍から溶接熱影響部にかけてピーニング幅が2mm以上になるようにピーニングすることを特徴とする溶接時めっき割れを防止する亜鉛めっき鋼板の溶接方法。
IPC (2件):
B23K9/23 ,  B23K31/00
FI (2件):
B23K9/23 K ,  B23K31/00 C
Fターム (3件):
4E001AA03 ,  4E001CC02 ,  4E001DG04

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