特許
J-GLOBAL ID:200903050870133050

永久磁石形電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-101065
公開番号(公開出願番号):特開平10-285848
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 循環電流の発生を防ぎ、効率の良い、低コストの永久磁石形電動機を提供する。【解決手段】 円周上の1か所に軸方向に平行なスリット21を設けたリングマグネットからなる界磁磁石2と、界磁磁石2に空隙を介して対向し三相の電機子巻線4を有する電機子3とを備えた永久磁石形電動機において、界磁磁石2は、界磁磁石2の極数の約数で、かつ電機子巻線4の各相の並列回路数の倍数であるスリット位置数の倍数だけ界磁磁石2の軸方向に分割した複数のリングマグネット2a,2b,2c,2dにより形成され、21スリットの位置は界磁磁石2の未着磁部分を基準としてスリット位置数だけ円周方向に均等にずらした位置に配置されているものである。したがって、同じ歪み量がそれぞれのコイルに同時に発生し、各コイルに鎖交する磁束量は常に等しくなり、各コイルに発生する誘起電圧はすべて等しく、循環電流は発生しない。
請求項(抜粋):
円周上の1か所に軸方向に平行なスリットを設けたリングマグネットからなる界磁磁石と、前記界磁磁石に空隙を介して対向し三相の電機子巻線を有する電機子とを備えた永久磁石形電動機において、前記界磁磁石は、前記界磁磁石の極数の約数で、かつ前記電機子巻線の各相の並列回路数の倍数であるスリット位置数の倍数だけ前記界磁磁石の軸方向に分割した複数のリングマグネットにより形成され、前記スリットの位置は前記界磁磁石の未着磁部分を基準として前記スリット位置数だけ円周方向に均等にずらした位置に配置されていることを特徴とする永久磁石形電動機。
IPC (3件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/28 ,  H02K 21/14
FI (3件):
H02K 1/27 501 A ,  H02K 1/28 D ,  H02K 21/14 M

前のページに戻る