特許
J-GLOBAL ID:200903050870963885

固体高分子電解質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-176200
公開番号(公開出願番号):特開平7-029413
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 良好な機械的抵抗性及び良好なイオン伝導性を有する固体高分子電解質を提供する。【構成】 a)一般式(I)R-(O-CH2-CH2)n-O-CH=CH2で表されるビニルエーテルと、一般式(II)CH2=CH-CH2-(O-CH2-CH2-)m-O-CH=CH2で表されるアリルビニルエーテルとを共重合させ、b)得られたポリビニルエーテルをヒドロシリル化し、c)得られたヒドロシリル化ポリビニルエーテルをイオン化合物を含有する可塑剤中においてジプロチック架橋剤で架橋させる。
請求項(抜粋):
液状の可塑剤を含有する架橋ポリエーテルにおけるイオン化合物溶液でなる膜形の固体高分子電解質において、該高分子電解質が、a)一般式(I)R-(O-CH2-CH2)n-O-CH=CH2(式中、Rはメチル基又はエチル基であり;nは1〜16の整数である)で表されるビニルエーテルと、一般式(II)CH2=CH-CH2-(O-CH2-CH2-)m-O-CH=CH2(式中、mは1〜10の整数である)で表されるアリルビニルエーテルとを、これらエーテル(I)/(II)のモル比70/30〜95/5で共重合させてアリル不飽和結合を有する共重合体を生成し、b)前記工程a)で得られた共重合体のアリル二重結合を、トリメトキシ及びトリエトキシシランの中から選ばれるアルコキシシランとの反応によってヒドロシリル化してヒドロシリル化共重合体を生成し、c)前記工程b)で得られたヒドロシリル化共重合体を、オロゴマー又は二極性の非プロトン性溶媒の中から選ばれる可塑剤における溶液中において20〜80重量%の量で作用するジプロチック架橋剤によってイオン化合物の存在下で架橋し、架橋反応で生成した低沸点化合物を蒸発させて液状の可塑剤を含有しうる膜を得ることによって調製されたものであることを特徴とする、固体高分子電解質。
IPC (3件):
H01B 1/06 ,  C08L 71/00 ,  H01M 8/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-335011

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