特許
J-GLOBAL ID:200903050874504265

スピン記録方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-380347
公開番号(公開出願番号):特開2007-179710
出願日: 2005年12月28日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】原子・分子スケールの安定したビットを形成して、記録密度を大幅に向上すること。【解決手段】奇数個の電子を持つ原子(イオン)では、全スピン量子数Sは必ず半奇数であり、スピンハミルトニアンは、磁場のないとき、クラマースの二重項が残り、±Sは同じエネルギー状態にある。ハミルトニアンの時間反転対称性から磁場とスピン磁気モーメントを同時に反転すればエネルギーは変わらないため、極低温でスピンの最低エネルギー準位にクラマースの二重項が残る常磁性物質では、最低エネルギー準位のスピンを磁場で反転することにより±Sの選択が可能となり、磁場のない状態で記録を行うことができる。本技術は、このようなクラマース二重項を持つ孤立スピンを利用して、情報(信号)を記録する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
奇数個の電子を持つ原子またはイオンを有するとともに、物質表面の隣接するスピンと相互作用を持たない孤立スピンを有し、前記孤立スピンがクラマースの二重項により形成された常磁性物質に対して、情報を前記孤立スピンの状態として書き込む、スピン記録方法。
IPC (4件):
G11B 5/02 ,  H01L 21/824 ,  H01L 27/105 ,  H01L 29/82
FI (3件):
G11B5/02 R ,  H01L27/10 447 ,  H01L29/82 Z
Fターム (8件):
5D091CC05 ,  5D091CC26 ,  5D091DD30 ,  5D091GG40 ,  5D091HH20 ,  5F083FZ02 ,  5F083FZ10 ,  5F083GA09
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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