特許
J-GLOBAL ID:200903050874900721

自動車の車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304163
公開番号(公開出願番号):特開平5-112254
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】車体の剛性を確保しながら衝突時における乗員保護性能を高め得るような自動車の車体構造を提供する。【構成】フロアパネルの下側に前後方向に延びる車体フレームは、前後方向に延びるリヤフレーム10と、リヤフレーム10にその後端部をリヤフレーム10の後端部から突出させて内嵌状に配設されたサブフレーム30とを備え、リヤフレーム10のうちそのキックアップ部12の後側近傍に低剛性部15を形成し、サブフレーム30のうちリヤフレーム10の低剛性部15より所定距離後方の部位に低剛性部35を形成し、後突時には、サブフレーム30の低剛性部35がリヤフレーム10の低剛性部15に対応する位置に移動してそれら低剛性部15、35の位置で折れ曲がるようにサブフレーム30をリヤフレーム10に締結固定する。
請求項(抜粋):
フロアパネルの下側に前後方向に延びる車体フレームを備えた自動車の車体構造において、前記車体フレームは、前後方向に延びるメインフレームと、メインフレームに内嵌状に配設されたサブフレームとを備え、前記メインフレームの所定部位にその他の部分よりも低剛性の低剛性部を形成するとともに、サブフレームのうちメインフレームの低剛性部より所定距離メインフレームの前記端部側に位置する部位にその他の部分よりも低剛性の低剛性部を形成し、前記メインフレームから突出したサブフレームの端部に衝突荷重が作用したときに、サブフレームの低剛性部がメインフレームの低剛性部に対応する位置に移動するようにサブフレームをメインフレームに締結固定したことを特徴とする自動車の車体構造。

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