特許
J-GLOBAL ID:200903050875772816

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280031
公開番号(公開出願番号):特開平5-118232
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】外部排気還流を行わずに常に燃費向上とNOx低減の両立を図る。【構成】吸気側及び排気側の各カムシャフト21,22に吸気側可変バルブタイミング機構(吸気側VVT)23と排気側VVT26とをそれぞれ設け、吸気バルブ9及び排気バルブ10の開閉タイミングをそれぞれ可変にする。VVTECU41はエンジンECU40を通じて各センサ14,32から入力されるスロットル開度及びエンジン回転数に基づき、負荷変化に応じて燃焼室6内で最適な目標排気残留割合を得るための吸気側VVT23及び排気側VVT26の両駆動タイミングの組み合わせのうち、各負荷域で吸気バルブ9の閉じタイミングが最も遅くなるように予め設定された吸気側VVT23の駆動タイミングを使用する。これにより、エンジン1の負荷変化によらず残留排気割合が最適なレベルで維持され、併せて部分負荷全域に渡ってポンピングロスが低減される。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブの開閉タイミングを可変にするために駆動される吸気側可変バルブタイミング機構と、前記排気バルブの開閉タイミングを可変にするために駆動される排気側可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関の負荷状態を検出する負荷状態検出手段と、前記負荷状態検出の検出結果に応じて前記吸気バルブ及び前記排気バルブの各開閉タイミングをそれぞれ変えるべく、前記吸気側可変バルブタイミング機構及び前記排気側可変バルブタイミング機構をそれぞれ駆動制御する駆動制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記内燃機関の負荷変化に応じて前記燃焼室内で最適な目標排気残留割合を得るために前記駆動制御手段にて使用される前記吸気側可変バルブタイミング機構及び前記排気側可変バルブタイミング機構の両駆動タイミングの組み合わせのうち、各負荷域で前記吸気バルブの閉じタイミングが最も遅くなるように前記吸気側可変バルブタイミング機構の駆動タイミングを設定する吸排気タイミング設定手段を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/12 ,  F01L 1/34 ,  F02M 25/07 510
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-034914
  • 特開平3-202640

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