特許
J-GLOBAL ID:200903050876432938

DS-CDMA基地局間非同期システムにおける移動局の同期捕捉方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-350045
公開番号(公開出願番号):特開2000-174662
出願日: 1998年12月09日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 同期捕捉時に受信信号と拡散符号との相関値を記憶するために必要なメモリ容量を削減でき、同期捕捉時間の短縮を図ることが可能な移動局の同期捕捉方法及び装置を提供する。【解決手段】 ショートコードSC0による第1とまり木チャネルのマスクシンボルMSとの相関検出時には、1シンボル期間内にて同期タイミングが現れるチップ位置であるシンボル内タイミングのみを検出し、識別用ショートコードDSCによる第2とまり木チャネルのマスクシンボルDMSとの相関検出時には、識別用ショートコードDSCの同定と共に、1スロット期間内にて同期タイミングが現れるシンボル位置SPであるスロット内タイミングを検出する。これにより、シンボル内タイミングとスロット内タイミングとを段階を踏まずに一度に検出する場合と比較して、相関検出すべき回数が大幅に削減される。
請求項(抜粋):
1シンボル期間の1/m(mは正整数)倍の繰返周期を有し各基地局で共通に使用される拡散符号であるショートコードと、該1シンボル期間のn(nは正整数)倍の繰返周期を有し各基地局毎に異なるよう割り当てられた拡散符号であるロングコードとを用いてシンボル列を2重拡散すると共に、一定周期毎に前記ロングコードによる拡散をマスクすることにより、前記ショートコードのうち特定の同期検出用ショートコードのみにより拡散されたマスクシンボルを設定し、更に、前記ロングコードをグループ化してなるロングコード群のそれぞれに、前記ショートコードのうち前記同期検出用ショートコードとは異なる識別用ショートコードを対応させ、各基地局は、自局が使用する前記ロングコードに対応する前記識別用ショートコードのみにより拡散された第2マスクシンボルを、前記マスクシンボルに多重化して送信するDS-CDMA基地局間非同期システムにおける移動局の同期捕捉方法であって、基地局からの受信信号と前記同期検出用ショートコードとの相関を表す第1相関値を、前記1シンボル期間の間に現れる前記拡散符号の全てのチップタイミングにてそれぞれ求め、前記マスクシンボルの繰返周期に等しい1スロット期間の間それぞれ積算することにより、前記1シンボル期間内にて前記第1相関値の積算値が最大となるチップ位置であるシンボル内タイミングを検出し、前記受信信号と前記識別用ショートコードとの相関を表す第2相関値を、前記1スロット期間の間に現れる全ての前記シンボル内タイミングにて、全ての前記識別用ショートコードについてそれぞれ求め、予め設定された期間の間それぞれ積算することにより、前記1スロット期間内にて前記第2相関値の積算値が最大となるスロット位置であるスロット内タイミングを検出すると共に、該積算値が最大となる識別用ショートコードを同定し、検出された前記スロット内タイミングから特定される前記マスクシンボルの受信タイミング、及び同定された前記識別用コードから特定される前記ロングコード群に基づいて、前記ロングコードの同定及び該ロングコードの同期タイミングの検出を行うことにより、該同定されたロングコードを用いる基地局との同期を確立することを特徴とするDS-CDMA基地局間非同期システムにおける移動局の同期捕捉方法。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C ,  H04B 7/26 N
Fターム (18件):
5K022EE03 ,  5K022EE13 ,  5K022EE36 ,  5K047AA02 ,  5K047AA16 ,  5K047BB01 ,  5K047GG34 ,  5K047GG37 ,  5K047HH01 ,  5K047HH15 ,  5K067CC10 ,  5K067DD19 ,  5K067DD25 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE23 ,  5K067EE72 ,  5K067JJ15

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