特許
J-GLOBAL ID:200903050881135372

圧電素子の分極処理方法及び装置並びに該圧電素子により構成された超音波モータ及びプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337051
公開番号(公開出願番号):特開平7-202290
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 従来の圧電素子の分極処理においては、前回の分極処理で分極された領域の減極が生じたり、前回の分極処理で形成された分極が後回の分極と同じ極性になってしまうことも多かった。本発明はこのようなことが生じない、改善された分極方法を提供する。【構成】 本発明の方法では、分割電極2-aが配置された領域に矢印13の方向の分極を行なわせる工程と、分割電極2-bが配置された領域に矢印13とは逆向きの分極を行なわせる工程とを別々に行なうが、その各工程において分極をさせない領域に配置された対向電極間は短絡しておき、分極作用が生じないようにしておくことを特徴とする。リレー6がオンの時はリレー7がオフとなるようにコントローラ11が制御する。リレー6がオンの時は電極2-aが配置された領域の圧電素子4が矢印13の方向に分極され、その間、電極2-bと対向電極3とは短絡される。
請求項(抜粋):
第一の面に複数の分割電極が形成されるとともに該第一の面に対向する第二の面には全面電極もしくは一部分割電極が形成されている圧電素子を分極するための分極処理方法であって、一方向の極性を与えるための第一の分極処理工程と、逆方向の極性を与えるための第二の分極処理工程と、から成り、該第一及び第二の処理工程において分極を実施する領域に面して配置された分極実施域分割電極と該領域に面して配置された該全面電極もしくは一部分割電極との間には所定の極性の電位を与え、分極を実施しない領域に面して配置された分極非実施域分割電極と該分極非実施領域に面して配置された全面電極もしくは一部分割電極とを同電位に保持しつつ分極処理を行なうことを特徴とする、圧電素子の分極処理方法。
IPC (2件):
H01L 41/22 ,  H02N 2/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-131058
  • 圧電アクチュエータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-330822   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭63-283474
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