特許
J-GLOBAL ID:200903050882431676

硫化銅鉱物を含む銅原料の精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-315124
公開番号(公開出願番号):特開2005-060813
出願日: 2003年09月08日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】黄銅鉱を始めとする硫化銅鉱物を含む銅原料の湿式精錬法において、硫黄の酸化を抑制しながら高浸出率で銅を浸出して一価銅電解で回収し、また随伴する有価金属も回収して、浸出残渣などの廃棄物を可能な限り減少することができる精錬方法を提供する。【解決手段】前記銅原料を塩素による浸出に付し、銅イオンを含む浸出生成液を得る塩素浸出工程、前記浸出生成液に還元剤を添加し、第1銅イオンを含む還元生成液を得る銅イオン還元処理工程、前記還元生成液を溶媒抽出に付し、銅を含む逆抽出生成液と抽出残液とを得る溶媒抽出工程、前記逆抽出生成液を電解採取に付し、電着銅を得る銅電解採取工程、前記溶媒抽出工程で得られる抽出残液を浄液に付し、精製液を得る浄液工程、及び前記精製液を鉄回収処理に付し、鉄含有固形物を得る鉄回収工程を含むことを特徴とする硫化銅鉱物を含む銅原料の精錬方法などによって提供。【選択図】なし
請求項(抜粋):
硫化銅鉱物を含む銅原料から、湿式精錬法で銅と随伴する有価金属とを回収する方法において、 (1)前記銅原料を酸性塩化物水溶液中で塩素による浸出に付し、該液中に銅を溶出させ、銅イオンを含む浸出生成液と元素状硫黄を含む残渣とを形成する塩素浸出工程、 (2)前記浸出生成液に還元剤を添加し、銅イオンを還元して第1銅イオンを含む還元生成液を得る銅イオン還元処理工程、 (3)前記還元生成液を溶媒抽出に付し、銅を抽出した後、逆抽出して、第1銅イオンを含む逆抽出生成液と第1鉄イオンを含む抽出残液とを得る溶媒抽出工程、 (4)前記逆抽出生成液を電解採取に付し、電着銅と電解尾液とを形成する銅電解採取工程、及び (5)前記抽出残液を電解採取に付し、電着鉄と塩化鉄水溶液からなる鉄電解尾液とを形成する鉄電解採取工程、を含むことを特徴とする硫化銅鉱物を含む銅原料の精錬方法。
IPC (5件):
C22B15/00 ,  C22B3/04 ,  C22B3/20 ,  C25C1/06 ,  C25C1/12
FI (5件):
C22B15/08 ,  C25C1/06 ,  C25C1/12 ,  C22B3/00 B ,  C22B3/00 H
Fターム (32件):
4K001AA01 ,  4K001AA04 ,  4K001AA05 ,  4K001AA06 ,  4K001AA07 ,  4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001AA16 ,  4K001AA19 ,  4K001AA20 ,  4K001AA21 ,  4K001AA22 ,  4K001AA24 ,  4K001AA26 ,  4K001AA30 ,  4K001AA41 ,  4K001BA06 ,  4K001CA01 ,  4K001DB04 ,  4K001DB26 ,  4K058AA21 ,  4K058BA18 ,  4K058BA21 ,  4K058BB04 ,  4K058CA05 ,  4K058CA11 ,  4K058CA17 ,  4K058CA28 ,  4K058DD01 ,  4K058DD06 ,  4K058DD11 ,  4K058FA22
引用特許:
出願人引用 (2件)

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