特許
J-GLOBAL ID:200903050888062877

建築構造材における木質接合方法及びその構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富崎 元成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092080
公開番号(公開出願番号):特開平6-010418
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】[目的]仕口が雨等によって湿潤してはめ込みが困難になるのを防止する。[構成]2つの構造材1,2を蟻継ぎ接合する木材接合部の構造において、一方の構造材1の蟻ほぞ15の側面16を一方の構造材1の縦軸線方向との角度αに形成する。他方の構造材2の蟻ほぞ穴25の側面26を角度αと成す角度を約1〜5度小さく角度βとする。更に蟻ほぞ15の根元の幅である根元幅Lと、この根元幅Lより微小間隔小さく形成した蟻ほぞ穴25の口元幅L ́とする。蟻ほぞ15の根元で蟻ほぞ穴25の口元を変形させて挿入する。
請求項(抜粋):
2つの構造材(1,2)を蟻継ぎ接合する木質接合部の構造において、前記一方の構造材(1)の蟻ほぞ(15)の第1側面(16)と前記一方の構造材(1)の縦軸線方向とが第1角度(α)を成し、前記他方の構造材(2)の蟻ほぞ穴(25)の第2側面(26)を前記第1角度(α)と約1〜5度の角度差を設け第2角度(β)を形成し、かつ前記蟻ほぞ(15)の根元幅(L)と前記蟻ほぞ穴(25)の口元幅(L ́)の寸法とを相違させて互いに干渉するようにラップ量を設け、前記蟻ほぞ(15)の前記第1側面(16)の根元部(18)で前記蟻ほぞ穴(25)の口元部(28)を圧接させて挿入し、前記両構造材(1,2)を接合することを特徴とする建築構造材における木質接合方法。
IPC (2件):
E04B 1/38 ,  E04B 1/26

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