特許
J-GLOBAL ID:200903050889122164

動脈壁のアテローム硬化性分解の予防および治療における1,4-ジヒドロピリジン誘導体の使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-506222
公開番号(公開出願番号):特表平11-509214
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】1,4-ジヒドロピリジン類は、筋細胞の増殖と移動、マクロファージ中のコレステロール代謝および低密度リポタンパク質の酸化的修飾のような、アテローム硬化性血管病変の進行に役割を果たす幾つかのプロセスに対抗することが見い出されている。従って、それらは、ヒトの動脈壁のアテローム硬化性分解を予防、阻止および逆転するための医薬調製に有用である。この目的のために好ましい1,4-ジヒドロピリジン類は、レルカニジピン、(S)-レルカニジピンおよび(R)-レルカニジピンである。
請求項(抜粋):
一般式I[式中、Phは、フェニル基を示し、Arは、2-ニトロフェニル、3-ニトロフェニル、2,3-ジクロロフェニルまたはベンゾフラザン-4-イル基を示し、Aは、3〜6個の炭素原子を有する分岐鎖状アルキレン基を示し、Rは、必要に応じて1〜6個の炭素原子を有するアルコシキ基でモノ置換された、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分岐鎖状アルキル基を示し、R1は、水素原子、ヒドロキシ基または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を示し、およびR2は、ハロゲン原子またはメチル基を示す]の化合物あるいは、そのような化合物の塩、エナンチオマー、水和物または溶媒和物の、患者の動脈壁のアテローム硬化性分解(atherosclerotic degradation)を予防、阻止または逆転するための医薬調製のための使用。
IPC (2件):
A61K 31/445 ABX ,  C07D211/90
FI (2件):
A61K 31/445 ABX ,  C07D211/90

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