特許
J-GLOBAL ID:200903050900438241
軸継手装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
梶原 辰也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248641
公開番号(公開出願番号):特開平8-086308
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 ダストカバーのシール部の潤滑、シール性を高める。【構成】 アーム部材17とブラケット2との間に弾性ダストカバー20が球面軸5の周りを被覆するように介設されている球面軸継手装置において、ダストカバー20の上端部には短尺円錐台筒形状のフィレット26が同心円に大径部側を上向きに突設され、フィレット26の内側に複数個の小孔27がダストカバー20の内外を連通するように開設されている。【効果】 ダストカバー20の内部に流入したグリース30が小孔27を通ってフィレット26とシール部22との間の空間に移動して充満する。この充満したグリース30によりシール部22のアーム部材17との摺動面における潤滑およびシール性能に高められる。その結果、ダストカバー20しいては軸継手装置の寿命が延長される。
請求項(抜粋):
第1の継手部材に開設されている軸受凹部と、この軸受凹部に嵌入されている軸受部材と、第2の継手部材に形成され軸受部材に摺動自在に嵌入されている軸部と、第2の継手部材を固定するための組付部材と第1の継手部材との間に配されて第2の継手部材の周囲を覆う環状の弾性ダストカバーとを備えている軸継手装置において、前記弾性ダストカバーの前記組付部材側端部に弾性ダストカバーの内外を連通させる連通部が複数本開設されており、この弾性ダストカバーのこれら連通部に近接した位置には、連通部を径方向外側から取り囲む隔壁部が前記組付部材の方向に突出するように形成されていることを特徴とする軸継手装置。
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