特許
J-GLOBAL ID:200903050906361828

ドーム式屋根構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-191083
公開番号(公開出願番号):特開平6-093681
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 自然光を室内に十分採り入れることが可能となるとともに、昼間であっても、室内を暗くしかつ遮音効果を高めることができ、さらにはコンサート会場や映画施設として利用可能なドーム式屋根構造を提供する。【構成】 このドーム式屋根構造は、主架構と補強架構とで概略構成されている。また、主架構の上面全域には、屋根材Mが貼設されている。そして、補強架構の最下部には、伸延した時に施設内側を覆うとともに、縮めた時に施設内側から主架構の屋根材Mを望むことが可能な伸縮自在な天井部材10a,10bを懸吊してなる多数の可動式天井11が設けられている。しかも、前記天井部材10a,10bは、吸音性を有する部材で構成されている。
請求項(抜粋):
複数の鉄骨材を相互に平面トラス状に接続し、側面視において上方に湾曲して平面視円形状に構築され、その全面に屋根材が貼設されているとともに、外周境界部がリング状とされて前記施設内部を覆う主架構と、前記主架構の施設内中央部において一体に構築され、かつ主架構の前記鉄骨材に対して水平方向に延在し若しくは下方向に湾曲して延在する下弦材との間に鉛直材が接続されてなり、主架構の中央部を補強する複層トラス部と、前記主架構の施設内側に構築され、平面視において前記複層トラス部の外周から放射状に延在する複数条の放射ケーブルと、主架構の同心円上に配設された複数の円周ケーブルと、前記放射ケーブルと前記円周ケーブルとの交差位置において上端部が主架構の鉄骨材と接続され、かつ放射ケーブル及び円周ケーブルに保持されて鉛直配置される束材とで構成され、前記放射ケーブルに放射方向外方へ張力を導入してその末端側を主架構に締結することにより、前記束材によって主架構の鉄骨材を押し上げる補強架構とを具備してなるドーム式屋根構造において、前記補強架構の最下部にわたって、伸延した時に施設内側を覆うとともに、縮めた時に施設内側から前記主架構の屋根材を望むことが可能な伸縮自在な天井部材を懸吊してなる多数の可動式天井を設け、しかも、前記天井部材を、吸音性を有する部材で構成したことを特徴とするドーム式屋根構造。
IPC (7件):
E04B 9/32 ,  E04B 1/32 102 ,  E04B 1/34 ,  E04B 1/99 ,  E04B 9/00 ,  E04B 7/08 ,  E06B 9/24
FI (2件):
E04B 5/62 H ,  E04B 5/52 T
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-198937
  • 特開平2-308032
  • 特開平3-241128
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