特許
J-GLOBAL ID:200903050911776394

ヘテロ原子を含むゴムからなるゴム配合物のカーボンブラック定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-259924
公開番号(公開出願番号):特開2003-065928
出願日: 2001年08月29日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】カーボンブラックの定量が困難であるヘテロ原子を含むゴムからなるゴム配合物に関して、カーボンブラックを正確に定量する方法を提供することを目的とする。【解決手段】ヘテロ原子を含むゴムからなるゴム配合物を熱重量測定法に従って、実質的に重量減少が開始する時点の重量減少パーセンテージ(S)と最終的に重量減少が定常状態に達した時点の重量減少パーセンテージ(E)を読み取り、各重量測定点での重量減少パーセンテージ(Rn)を換算重量減少パーセンテージCnに換算し、上記第2段階の各重量測定点の温度T(°C)と上記Cnとからワイブル分布図を作成し、得られたワイブル分布図中の傾きの異なる2本の直線の交点を求め、該交点のY座標からカーボンブラック量を求めることを特徴とするヘテロ原子を含むゴムからなるゴム配合物のカーボンブラック定量方法である。
請求項(抜粋):
ヘテロ原子を含むゴムからなるゴム配合物を、熱重量測定法に従って第1段階として不活性ガス雰囲気で加熱後、第2段階として空気雰囲気で加熱して得られた重量減少曲線のうち上記第2段階で得られる重量減少部分からカーボンブラックの量を求める定量方法であって、実質的に重量減少が開始する時点の重量減少パーセンテージ(S)と最終的に重量減少が定常状態に達した時点の重量減少パーセンテージ(E)を用いて、上記第2段階の各重量測定点での重量減少パーセンテージ(Rn)を下記式1によって換算重量減少パーセンテージCnに換算し、上記第2段階の各重量測定点の温度T(°C)と上記Cnとを、下記式2及び式3をそれぞれX軸及びY軸としてプロットしたワイブル分布図を作成し、そして上記ワイブル分布図中の傾きの異なる2本の直線の交点を求め、該交点のY座標からCxを求め、該Cxから対応するRxを求め、最終的に下記式4によってカーボンブラック量CBを求める、ことを特徴とするヘテロ原子を含むゴムからなるゴム配合物のカーボンブラック定量方法。【式1】Cn=(Rn-S)/(E-S)【式2】X=ln(T/°C)【式3】Y=ln〔ln{1/(1-Cn/%)}〕【式4】CB=E-Rx
IPC (4件):
G01N 5/04 ,  C08K 3/04 ,  C08L 21/00 ,  G01N 25/20
FI (4件):
G01N 5/04 A ,  C08K 3/04 ,  C08L 21/00 ,  G01N 25/20 J
Fターム (12件):
2G040AA03 ,  2G040AB05 ,  2G040CA02 ,  2G040CA16 ,  2G040EC09 ,  4J002AC001 ,  4J002AC011 ,  4J002AC021 ,  4J002AC091 ,  4J002BB181 ,  4J002BB271 ,  4J002DA036

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