特許
J-GLOBAL ID:200903050914779955

空気調和機の冷媒量判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250832
公開番号(公開出願番号):特開平11-083250
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 空気調和機内の冷媒量の適否を、直接的に測定する検知器を用いずに、精度よく判定する冷媒量判定方法に関する。【解決手段】 冷媒量判定方法は、圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁、レシーバを順に接続した室外機と、室内膨張弁、室内熱交換器を順に接続した室内機とからなり、レシーバから室内膨張弁に、室内熱交換器から圧縮機に配管接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機において、空気調和機を所定の定常状態で運転する試験中に、室外膨張弁を絞り操作してレシーバ内の液冷媒を室内熱交換器に移し、室内膨張弁が定常開度から開動作をした時にレシーバが空であると判定し、この時の圧縮機の吐出圧力測定値から、予め求めたデータ、即ち絞り操作前のレシーバ内の当初液冷媒量と、該絞り操作でレシーバが空になった時の圧縮機の吐出圧力との比例関係を基に、当初液冷媒量を算出する。
請求項(抜粋):
圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁及びレシーバを順次に配管接続してなる室外機と、室内膨張弁及び室内熱交換器を順次に配管接続してなる室内機とから構成され、さらにレシーバが液配管を介して室内膨張弁に接続し、室内熱交換器がガス配管を介して圧縮機に接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の冷媒量判定方法において、室外膨張弁の絞り操作によりレシーバ内の液冷媒を室内熱交換器に移動させてレシーバを空にした時の圧縮機の吐出圧力または吐出温度を基に、室外膨張弁の絞り操作前にレシーバ内に貯留した当初液冷媒量を求めることを特徴とする空気調和機の冷媒量判定方法。

前のページに戻る