特許
J-GLOBAL ID:200903050921785316

動弁機構のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-121530
公開番号(公開出願番号):特開平6-042379
出願日: 1993年05月24日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 可変バルブタイミングを利用して特に冷態時のHCを効果的に低減する。【構成】 動弁機構30の吸気弁11の側にカム切換装置37を、排気弁13側に位相制御装置41をそれぞれ設け、電子制御装置50におけるバルブタイミング決定手段54により駆動手段55を介して出力する制御信号によって作動させる。そしてエンジン運転時において特に冷態時のアイドリング運転では、広開角によりオーバラップの大きいバルブタイミングに制御し、多量の高温ガスの吹き返しにより燃焼室の燃料の霧化を促進してHCの濃度を低下する。また冷態時の通常運転では狭開角によりオーバラップの小さいバルブタイミングに制御し、オーバラップ期間中の燃料の吹き抜けを抑えてHCの排出量を低減する。
請求項(抜粋):
吸,排気弁の動弁系にそれぞれバルブタイミング可変手段を設けた動弁機構において、エンジン冷態状態かエンジン暖機状態かを判断する冷態判定手段と、エンジン運転状態に基づきエンジン運転領域を判断する運転領域判定手段と、冷態時のアイドリング運転,あるいは暖機時の高回転域と判断された場合には広開角によりオーバラップを大きく決定し、通常運転と判断された場合には狭開角によりオーバラップを小さく決定するバルブタイミング決定手段と、バルブタイミング決定に基づく制御信号を各バルブタイミング可変手段に出力する駆動手段とを備えることを特徴とする動弁機構のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ZAB ,  F01L 13/00 ZAB ,  F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F01N 3/24 ZAB

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