特許
J-GLOBAL ID:200903050927660809

内燃機関の総合制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253888
公開番号(公開出願番号):特開平7-103045
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の吸気系の異常状況を検出し、そのときの運転状態に応じて燃料噴射停止またはトルク低減すること。【構成】 内燃機関20の吸気量は、スロットル弁24及びアイドル速度制御弁22の開度で設定される断面積の合計とその前後圧力差とにより決定される。ここで、ECU10によりスロットル開度から求まる燃料噴射量に所定の係数を乗算して求めた噴射量を吸気量センサ1で検出される吸気量から求まる噴射量が越えると異常であるとされる。このとき、スロットル弁24が全閉であると噴射量を停止、スロットル弁が開いていると噴射量を少なくして発生トルクを低減される。これにより、噴射量を低減すれば運転可能であるときには噴射を続行して直ちに内燃機関の停止とはしないため、極めて実用的なシステムとなる。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に配設されたスロットル弁をバイパスする通路に配設されたアイドル速度制御弁により前記スロットル弁のスロットル開度が全閉であるアイドル時に、実際の回転数が予め設定されたアイドル時の目標回転数となるように制御するアイドル回転数制御装置を有する内燃機関の総合制御システムにおいて、前記スロットル弁のスロットル開度を全閉状態を含めて検出するスロットル開度検出手段と、前記吸気通路を通過する吸入空気量である吸気量または前記吸気量に関するパラメータを検出する吸気量検出手段と、前記吸気量検出手段で検出された吸気量または前記吸気量に関するパラメータに対応する燃料噴射量を算出する噴射量演算手段と、前記スロットル弁のスロットル開度と最大噴射量または前記最大噴射量に関するパラメータとの関係を記憶する最大噴射量記憶手段と、前記スロットル開度検出手段で検出された前記スロットル弁のスロットル開度に対する前記最大噴射量記憶手段から求めた最大噴射量を所定倍した噴射量を前記噴射量演算手段で算出された噴射量が越えたことを判定する噴射量判定手段と、前記噴射量判定手段における判定成立ののち、所定の運転条件に基づいて噴射量の停止または発生トルクの低減のうちのいずれかの処理を実施する処理選択手段とを具備することを特徴とする内燃機関の総合制御システム。
IPC (3件):
F02D 41/16 ,  F02D 41/22 301 ,  F02D 41/22
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-295156
  • 特開平4-295156
  • 特開平2-252932
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