特許
J-GLOBAL ID:200903050935853730

自動化学分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215184
公開番号(公開出願番号):特開平9-043244
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 同一試薬を複数の試薬容器に収容した場合に、翌日の使用を自動的に古い試薬から開始できるようにする。【解決手段】 前日の分析で、2つの試薬容器A,Bに収容されたある試薬が(c)の状態でおわったものとする。翌日の朝1番の分析のスタートをかける前に、その日に必要な試薬量が確保できているかをチェックするため、セットされた試薬の残量を装置が自動的に読み取る。その際、同一試薬について複数の試薬容器に試薬が収容されている場合は、残量の少ない方から使用するように自動的に使用順序を決定する。つまり、(d)の状態で残量読取りがなされたとすると、試薬容器Bの方から使用が開始されることになる。
請求項(抜粋):
複数の反応容器を一列に配列して保持する反応ディスクと、その反応ディスクを回転させる回転駆動機構と、反応容器に試料を分注する試料サンプリング機構と、複数の試薬容器を収納して反応容器に試薬を注入する試薬注入装置と、反応容器内の反応液の吸光度を測定する吸光光度計と、反応容器内の反応溶液を保温する保温水槽と、各部の動作を制御し前記吸光光度計からの吸光度により試料の濃度又は活性値を算出する制御部とを備えたシングル・マルチタイプの自動化学分析装置において、前記試薬注入装置は同一試薬を複数の試薬容器に収容して使用できる機能を備えており、前記制御部は、動作開始時に、複数の試薬容器に収容された同一試薬に関しては試薬残量の少ない試薬容器から使用を開始するプログラムを備えていることを特徴とする自動化学分析装置。
IPC (2件):
G01N 35/00 ,  G01N 35/10
FI (2件):
G01N 35/00 E ,  G01N 35/06 A

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