特許
J-GLOBAL ID:200903050941287819

フレームレート検出変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123572
公開番号(公開出願番号):特開平9-307862
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 2-3プルダウンされたテレビ動画像を、原動画像と同等のフレームレートの動画像に変換し、かつ2-3プルダウン周期の破綻時、画面のちらつきが大きくなるのを防ぐことができるフレームレート検出変換装置を提供する。【解決手段】 通常、読み出し回路111は、フレームメモリ105から、PLL回路106が出力するフレーム同期信号のタイミングで、フレームデータを読み出して出力する。同期はずれ検出回路107がPLL回路106の同期はずれを検出すると、第1の切換回路108はフィールドメモリ103側に、第2の切換回路110は逓倍器109側にそれぞれ接続を切り換え、読み出し回路111は、フィールドメモリ103から、逓倍器109がフィールド同期信号を逓倍して得られた補償フレーム同期信号のタイミングで、フィールドデータを読み出して、当該フィールドデータを元に構成した補償フレームデータを出力する。
請求項(抜粋):
動画の圧縮符号化を行う符号化器に接続され、当該符号化器に入力されるべき2-3プルダウンされたテレビ動画像のフレームレートを変換するフレームレート検出変換装置であって、2-3プルダウンされたテレビ動画像を量子化して、テレビ動画像データとして出力するAD変換手段と、当該動画像から垂直同期信号を抽出して、フィールド同期信号として出力する同期抽出手段と、前記AD変換手段が出力するテレビ動画像データを1フィールドだけ記憶するフィールドメモリと、前記フィールドメモリに記憶されたフィールドデータを取得して、前記AD変換手段が出力するテレビ動画像データとの差分を求め、かつ、求めた差分が、予め定められたしきい値よりも大きい場合に、差分検出信号を出力する差分検出手段と、前記差分検出手段が出力する差分検出信号のタイミングで、前記AD変換手段が出力するテレビ動画像データを1フレームだけ記憶するフレームメモリと、前記差分検出手段が出力する差分検出信号に同期して、フレーム同期信号を出力するPLL手段と、前記同期抽出手段が出力するフィールド同期信号を逓倍して、補償フレーム同期信号として出力する逓倍手段と、前記フレームメモリに記憶されたフレームデータを前記PLL手段が出力するフレーム同期信号のタイミングで、または前記フィールドメモリに記憶されたフィールドデータを前記逓倍手段が出力する補償フレーム同期信号のタイミングで読み出し、かつ、読み出したフレームデータを、または読み出したフィールドデータを元に補償フレームデータを構成して、出力する読み出し手段と、前記PLL手段の同期はずれを検出する同期はずれ検出手段と、前記同期はずれ検出手段が同期はずれを検出しない場合、フレームデータが出力されるよう、同期はずれを検出した場合には、補償フレームデータが出力されるよう、前記フレームメモリおよび前記フィールドメモリならびに前記PLL手段および前記逓倍手段と前記読み出し手段との接続を切り換える切換手段とを備えるフレームレート検出変換装置。
IPC (3件):
H04N 7/01 ,  H04N 5/12 ,  H04N 7/32
FI (3件):
H04N 7/01 Z ,  H04N 5/12 ,  H04N 7/137 Z

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