特許
J-GLOBAL ID:200903050943096123

FM-CWレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306279
公開番号(公開出願番号):特開平9-145827
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は車両前方に存在する複数の対象物を精度良く検出する装置として好適なFM-CWレーダ装置に関し、レーダ信号の処理を簡単化することを目的とする。【解決手段】 車両前方の検出領域を走査するFM-CWレーダを設ける。領域?@から順に走査して対象物データを収集する。領域?@のスペクトル解析結果には対象物50に起因するピークのみが表れる。領域?Bのスペクトル解析結果には対象物52に起因するピークのみが表れる。領域?Aのスペクトル解析結果には対象物50と52とに起因するピークが生ずる。領域?Aのスペクトル解析結果に含まれる複数のピークについては、先ず領域?@又は領域?Bにおいて既にペアリングが確定されているものを組み合わせ、次いで残存するピークをペアリングする。
請求項(抜粋):
送信波の周波数を所定の変化率で変調する周波数変調機構と、送信波に対する反射波と送信波とに基づいてビート信号を生成するビート信号生成機構と、ビート信号に含まれる各周波数成分のスペクトル強度を検出するスペクトル解析機構とを備え、前記送信波の周波数が上昇する過程で得られるビート信号についてのスペクトル解析結果と、前記送信波の周波数が下降する過程で得られるビート信号についてのスペクトル解析結果とを組み合わせて、前記送信波を反射する対象物までの距離、および該対象物の相対速度を検出するFM-CWレーダにおいて、前記送信波に、所定の検出領域を走査させる走査手段と、前記送信波の周波数が上昇する過程で得られるスペクトル解析結果に含まれるピークスペクトルと、前記送信波の周波数が下降する過程で得られるスペクトル解析結果に含まれるピークスペクトルとを、前記走査手段の走査角データに基づいてペアリングするスペクトルペアリング手段と、を備えることを特徴とするFM-CWレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/60
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/60 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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