特許
J-GLOBAL ID:200903050947591560

電子画像の改竄検出方法及び改竄検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000874
公開番号(公開出願番号):特開平11-196392
出願日: 1998年01月06日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 電子画像の改竄位置の特定が可能な改竄検出方法を提供する。【解決手段】 配信側で、電子画像を領域毎に順序付けた分割画像A〜Dから送信用ダイジェストDA,DB,DD,DCを作成し、それぞれ次領域の分割画像へ順次繰り下げて埋め込んだ後、各分割画像A〜Dを元の電子画像の形態に組み上げて全体画像を再構成する。その後、この全体画像から作成した全体認証用ダイジェストを全体画像と共に配信する。受信側では、配信された全体画像から全体照合用ダイジェストを作成し、これを配信された全体認証用ダイジェストと比較照合して全体的な改竄の有無を判定する。全体的な改竄がある場合は、全体画像を上記順序付けに従って読み出した分割画像A〜Dから順次受信用ダイジェストD ́A,D ́B,D ́D,D ́Cを作成して順次繰り下げた上で、送信用ダイジェストと順次比較照合し、領域毎の改竄の有無を検出する。
請求項(抜粋):
配信対象となる電子画像に所定のダイジェストを埋め込む第1段階と、配信された電子画像から前記埋め込まれたダイジェストを読み出して配信途中での改竄の有無を検出する第2段階とを有し、前記第1段階は、前記電子画像から領域毎の分割画像を作成して順序付けを行い、先順の分割画像から作成した送信用ダイジェストを次順の分割画像に埋め込んで当該次順の送信用ダイジェストを作成する処理をすべての分割画像について繰り返した後、最先の分割画像及び各送信用ダイジェストが埋め込まれた分割画像を元の電子画像の形態に組み上げて全体画像を再構成し、この全体画像を、当該全体画像から作成した全体認証用ダイジェスト、前記順序付けの情報、及び、最終の分割画像から作成した送信用ダイジェストと共に配信する過程を含み、前記第2段階は、配信された前記全体画像から作成した全体照合用ダイジェストと、配信された前記全体認証用ダイジェストとを比較照合して全体的な改竄の有無を判定し、改竄が有ると判定できるときに、前記配信された全体画像から前記順序付けの情報に従って領域毎の分割画像を読み出し、各分割画像から順次作成した受信用ダイジェストを最先の分割画像のものから次の分割画像のものへと順次繰り下げた上で、それぞれ前記送信用ダイジェストと順次比較照合して領域別の改竄の有無を判定する過程を含むことを特徴とする、電子画像の改竄検出方法。
IPC (6件):
H04N 7/08 ,  H04N 7/081 ,  G06F 13/00 351 ,  G06T 1/00 ,  G09C 5/00 ,  H04N 1/387
FI (5件):
H04N 7/08 Z ,  G06F 13/00 351 G ,  G09C 5/00 ,  H04N 1/387 ,  G06F 15/66 B

前のページに戻る