特許
J-GLOBAL ID:200903050957440587

天然石ブロックを強化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小西 富雅 ,  中村 知公 ,  萩野 幹治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-507739
公開番号(公開出願番号):特表2004-502627
出願日: 2001年06月22日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
内部破断部および構造的不連続部がある天然石ブロック(1)を補修し強化する方法を説明し、ブロック(1)の周囲に、その下および垂直周辺に沿ってブロック(1)を囲み、ブロック(1)よりも高いコーティング(2、3、4)を加え、コーティング(2、3、4)はブロック(1)から隔置され、液密および気密ハウジングを形成し、樹脂がブロック(1)に対して流れるのを可能にする。樹脂静水圧の封じ込めおよび樹脂消費量の制御は、コーティング(2、3、4)とブロック(1)を支持し輸送する台(11)に対する構造(5)とで構成された外枠組によって実行される。
請求項(抜粋):
ほぼ平行六面体の天然石ブロック(1)であって該ブロック(1)の6面の少なくとも1つと連絡する内部破断部および構造的不連続部のある天然石ブロック(1)を補修し強化する方法であって、 サージ・タンク内で真空にて前記ブロック(1)に硬化性樹脂を含浸するステップであって、該樹脂が真空状態を実現した後に前記ブロック(1)の自由上面に液体状態で注がれ、前記ブロック(1)の下部分および前記ブロック(1)の周囲が液密および気密ハウジングに含まれる、ステップと、 真空で完全に乾燥するために前記ブロック(1)を予め芯まで乾燥させるか前記ブロック(1)を加熱するステップと、 前記ブロック(1)の自由上面上に形成されたスペースに配置された液体樹脂にピストンとして作用する大気圧をその後に注入することにより石の破断部および窪みに前記樹脂を注入し、それによって、前記樹脂が前記ブロック(1)の構造的欠陥に注入される、ステップと、 を含む方法において、 該方法が前記ブロック(1)の周囲にコーティング(2、3、4)を設け、該コーティング(2、3、4)が前記ブロック(1)の下およびその垂直周辺に沿って該ブロック(1)を包みかつ該ブロック(1)よりも高く、前記コーティング(2、3、4)が適切なスペーサで前記ブロック(1)から隔置され、前記スペーサが樹脂流非浸透織物の形態でもあり、前記コーティング(2、3、4)が液密および気密ハウジングを形成するようになっておりかつ前記樹脂が前記ブロック(1)に対して流れることを可能にし、前記コーティング(2、3、4)を構成する要素がタイト・シーム(9)によって相互に接続され、 前記ブロック(1)の内側から外側に向かって働く樹脂の静水圧の封じ込めおよび樹脂消費量の制御が、頑丈な構造(5)によって位置が保持された前記コーティング(2、3、4)で構成された外部枠組によって実行され、前記構造(5)が前記ブロック(1)を支持し輸送する台(11)にねじまたは他の固定手段によって固定される、 ことを特徴とする、方法。
IPC (1件):
C04B41/48
FI (1件):
C04B41/48
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭51-090988
  • 特開昭61-010085
  • 特開昭61-010086
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