特許
J-GLOBAL ID:200903050962537432

ミキサ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 原 謙三 ,  木島 隆一 ,  金子 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-149732
公開番号(公開出願番号):特開2004-356763
出願日: 2003年05月27日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】スーパーヘテロダイン方式の受信装置に用いられるミキサ回路11において、スイッチ段12の動作に関して、ローカル信号の振幅変動に伴うDC動作電流の変化は定電流源を付加することで抑えることができるけれども、定電流源を構成するトランジスタ自体を飽和領域で動作させるオーバードライブ電圧が必要となり、該スイッチ段のスイッチ段トランジスタの動作マージンが小さくなってしまう。一方、ミキサの線形性を向上させるのは非常に難しく、前記のようにスイッチ段トランジスタの動作マージンが小さくなると、ミキサの線形性は容易に限界に達してしまう。【解決手段】出力端子14からスイッチ段12のゲートに、フィードバック回路15を付加することによって、該スイッチ段12に流れるDC動作電流を安定させ、ローカル信号の振幅変動による性能劣化を低減することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電源ライン間に、差動対を構成する一対のトランジスタから成るスイッチ段と、それぞれのトランジスタのコレクタ(ドレイン)に接続される出力負荷とが直列に接続され、前記トランジスタのエミッタ(ソース)にはバランを介して第1の信号が入力され、ベース(ゲート)には第2の信号が入力され、前記第1および第2の信号を混合した出力を対を成す前記トランジスタのコレクタ(ドレイン)から出力するようにしたミキサ回路において、 前記混合出力を入力とし、前記スイッチ段のDC動作電流を一定に保持する制御電圧を前記対を成すトランジスタのベース(ゲート)に与えるフィードバック回路を有することを特徴とするミキサ回路。
IPC (2件):
H03D7/14 ,  H03D7/12
FI (2件):
H03D7/14 C ,  H03D7/12 C
引用特許:
審査官引用 (1件)

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