特許
J-GLOBAL ID:200903050980364766

電子制御式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-279780
公開番号(公開出願番号):特開平5-118258
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 プランジャがインナーカムに対してジャンプし、インナーカムに着地しても、位置センサが着地による衝撃によって誤検出を生じない電子制御式燃料噴射装置の提供。【構成】 燃料圧送機構2は内周にカム面3が形成されたインナーカム4と、このインナーカム4の内側で回転駆動される回転体6と、この回転体6の内部で径方向に摺動自在なプランジャ5とを備える。そして、この燃料圧送機構2は、回転体6の回転にともないプランジャ5がシリンダ室11内で往復移動して、燃料の圧送を行う。そして、この圧送時にはプランジャ5がインナーカム4に対してジャンプし、再びインナーカム4に着地する際に大きな衝撃がカム底に加わることになるので、衝撃を弾性吸収すべく衝撃緩衝部材24をカム底に設ける。これにより、着地の際の衝撃が衝撃緩衝部材24を介してインナーカム4に伝わるようになる。
請求項(抜粋):
(a)(a-1)内周にカム面が形成されたインナーカム、(a-2) このインナーカム内で回転駆動され、径方向へ延びるシリンダ室を備える回転体、(a-3) 前記シリンダ室内で径方向に摺動自在に保持され、前記カム面に沿って移動するプランジャを備え、前記回転体の回転にともなう前記プランジャの往復移動によって、前記シリンダ室内に供給された燃料を圧送する燃料圧送機構と、(b) 前記回転体の回転位置を検出する位置センサとを備える電子制御式燃料噴射装置において、前記プランジャは、前記インナーカムに対してジャンプして前記インナーカムに着地する際に発生する衝撃が、衝撃緩衝部材を介して前記インナーカムに伝わるように設けられたことを特徴とする電子制御式燃料噴射装置。

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