特許
J-GLOBAL ID:200903050981149583

冷却促進手段を備えた環状固定子コア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113866
公開番号(公開出願番号):特開平6-054469
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 発電機固定子コアの端部領域を冷却するための装置を提供する。【構成】 固定子コア20は複数の積層シート171で形成された複数の互いに間隔を置いて隣り合うパック176で構成されている。本発明においては、固定子コア20内の軸方向冷却用通路160及び半径方向冷却用通路170の交差部を封止して隔離する装置を既存の技術に組み込む。これを達成する一例として、パック176の外側積層シート171bを予め形成し、軸方向冷却用通路160と一致する開口部が形成されるよう外側積層シートを曲げると共にこの外側積層シートが隣のパックにしっかりと係合するようにし、それにより軸方向冷却用通路160を交差部のところで半径方向冷却用通路170から隔離する。他の例としては、かかる隔離を達成するのに、導管を隣り合う積層シート171間で軸方向冷却用通路160に沿って配置する。
請求項(抜粋):
細長い環状固定子コアであって、その端部領域の冷却を促進する手段を有し、該冷却促進手段は、固定子コアを形成する複数の積層シートを有する複数の間隔を置いて設けられたパックを含み、隣り合うパックの間には半径方向冷却用通路が形成され、各パックにはこれを貫通すると共に半径方向冷却用通路と交差する軸方向冷却用通路が設けられ、前記冷却促進手段は更に、隣り合うパック間に位置すると共に半径方向冷却用通路と軸方向冷却用通路の交差部の各々のところに設けられていて、軸方向冷却用通路と半径方向冷却用通路を互いに隔離するためのバリヤーを含むことを特徴とする固定子コア。

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