特許
J-GLOBAL ID:200903050983658060

車両制動力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042928
公開番号(公開出願番号):特開平10-226327
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 車輪ロック発生時における運転者によるブレーキペダル踏み込み量の変化がブレーキ圧力に及ぼす影響を低減することにより、運転者のブレーキ操作に違和感を与えることなく、車輪ロックの滑らかな、かつ迅速な解除及び車輪ロック回復後の再制動への迅速な移行を可能とする車両制動力制御方法の提供。【解決手段】 圧力制御弁3によって圧力調整された制動流体により車両を制動する制動装置において、ブレーキペダルの踏み込み量を検出するペダルストロークセンサと、車輪ロック傾向を検出する手段と、前記車輪ロック傾向が検出されたとき、推定されたロック限界ブレーキ圧力近傍においてブレーキ圧力の増減率の感度を低下せしめるグラデイントコントロールを行う手段とを有する。
請求項(抜粋):
制動時にブレーキペダル踏込み量を電気的に検知し、該検知信号に基づいてブレーキ圧力の制御操作を行うとともに、車輪がロック若しくはロック傾向にあるとコントローラ側で判断した場合に、該コントローラよりの信号に基づいてブレーキ圧力の制御操作を行うアンチスキッドコントロールモードに移行し、該コントロールモード移行中、前記車輪がロックされる限界ブレーキ圧近傍においてブレーキ圧の昇降感度を低下せしめるグラディエントコントロールを行なうことを特徴とする車両制動力制御方法。

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