特許

J-GLOBAL ID：200903050990814760

香り供給システム

発明者： 村本 忠雄 ,  井上 明典 ,  福島 義親 ,  藤井 文雄 ,  松本 雅一 ,  徳弘 知也 ,  松田 守弘 ,  岩橋 基行 ,  中村 健二
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  清水建設株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-089110
公開番号（公開出願番号）：特開平5-286355
出願日： 1992年04月09日
公開日（公表日）： 1993年11月02日
要約：

【要約】【構成】 空調装置1で車室全体に温度等を適切に調整した気流を形成するとともに、この気流にまず香気供給装置2から消臭用香料2aを混入して消臭を行い、次いで香り供給用香料2bから発する香気を混入することにより車室内の香気供給を行う。【効果】 乗車後の利用者に空調の違和感を与えないほか、乗客開始前の密閉された車室中にこもった残留臭を消臭するとともに、香気の作用で旅客輸送用車両をリラックスして快適に利用することができ、交通の利用により生じるストレス等が大幅に減少する。

請求項（抜粋）：

香気を供給することにより香り空間を形成するための香り供給システムであって、香気を供給する香気供給手段と香気供給手段の作動時間を設定する作動時間設定装置とを備え、該香気供給手段と作動時間設定装置とは連動可能に接続され、前記香気供給手段は前記香気を供給すべき空間を空調する空調装置に接続されて香気を空調装置で形成する気流内に流入可能に構成されるとともに、前記香気供給手段または空調装置の少なくとも一方には前記香気を供給すべき空間の温度を計測する温度センサ及び空調装置で空調すべき温度を設定する制御装置がそれぞれ接続されていることを特徴とする香り供給システム。