特許
J-GLOBAL ID:200903050992480710

データ圧縮装置およびディジタルビデオ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 邦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-286825
公開番号(公開出願番号):特開平10-136362
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】可変長符号化データのビットレートが目標値よりも少なくなることによる画質劣化を防止する。【解決手段】入力ビデオ信号に離散コサイン変換処理をし、さらに係数データ(DCT COEF)に量子化処理および可変長符号化処理をしてデータ圧縮をする。バイナリーサーチ回路123aによって、可変長符号化データのビットレートを目標値にするように決定される量子化インデックスFnを得る。バックサーチ回路123bによって、係数データに存する以前の量子化インデックス情報により量子化インデックスFnを補正して量子化インデックスSFを得る。入力ビデオ信号がデータ伸長処理後にフィルタ処理等の加工が行われたものであるとき、量子化インデックス選択部123cは、データ加工情報PFに基づき、量子化ステップを特定する量子化インデックスQIとして量子化インデックスFnを選択し、量子化インデックスSFは選択しない。
請求項(抜粋):
入力ディジタルビデオ信号を離散コサイン変換する離散コサイン変換手段と、上記離散コサイン変換手段より出力される係数データを量子化する量子化手段と、上記量子化手段で量子化された係数データを可変長符号化する可変長符号化手段と、上記離散コサイン変換手段より出力される係数データに基づき、上記可変長符号化手段より出力される符号化データの等長化単位のデータ量を目標値以下とするための第1の量子化インデックスを得る第1の量子化インデックス出力手段と、上記離散コサイン変換手段より出力される係数データおよび上記第1の量子化インデックスに基づき、上記係数データに存する以前の量子化インデックス情報を抽出し、この量子化インデックス情報により上記第1の量子化インデックスを補正して第2の量子化インデックスを得る第2の量子化インデックス出力手段と、上記入力ディジタルビデオ信号のデータ加工情報に基づき、上記量子化手段で用いる量子化ステップを特定する量子化インデックスとして、上記第1の量子化インデックスまたは上記第2の量子化インデックスのいずれかを選択する量子化インデックス選択手段とを備え、上記量子化インデックス選択手段は、上記データ加工情報がデータ加工無しを示すときは上記第2の量子化インデックスを選択すると共に、データ加工有りを示すときは上記第1の量子化インデックスを選択することを特徴とするデータ圧縮装置。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  H03M 7/40 ,  H04N 1/41 ,  H04N 5/92
FI (4件):
H04N 7/133 Z ,  H03M 7/40 ,  H04N 1/41 B ,  H04N 5/92 H

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