特許
J-GLOBAL ID:200903051001489304

溝ブロック成形用型枠における中子型の脱型構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279580
公開番号(公開出願番号):特開平10-119023
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 溝ブロックのスリットを成形する楔部材の挿抜作業と、中子型の脱型作業とを一操作で行えるようにする。【解決手段】 中子型6を脱型する際、ハンドル24により軸部13をほぼ90°回転すれば、軸部13のリンクアーム22と牽引リンク23を介して昇降板14が引き上げられ、昇降板14が左右側板12A,12Bに沿って上昇する。このとき、昇降板14に設けたボルト19が左右側板12A,12Bのガイド溝18,18の内部を移動する。ガイド溝18,18は逆ハの字型に形成してあるので、昇降板14に連動するボルト19の上昇により、各側板12A,12Bが内側に引き寄せられ、中子型6が求心方向に変形して縮む。このため、溝ブロック1の溝2と中子型6とに隙間が生じ、同時に、中子型6の割溝11から楔部材21が抜け、中子型6を脱型できる。
請求項(抜粋):
型枠の内部に筒状の中子型を設け、この型枠と中子型との隙間にコンクリートを充填して前記中子型により溝とこの溝と繋がるスリットとを成形する溝ブロック成形用型枠であって、前記中子型は、長手方向に割溝を有して弾性変形可能に形成され、かつ、中子型の両側には軸部の両端部を回動自在に軸支する取付板と下方に向かって内側に傾斜するように逆ハの字に形成したガイド溝を有する左右一対の側板とを間隔をおいて形成し、前記軸部の両側に牽引リンクを介して前記側板に沿って昇降する昇降板を連結し、この昇降板の下部に前記割溝に嵌合して前記溝ブロックのスリットを成形する楔部材を固定するとともに、昇降板には前記各ガイド溝内を移動し、該昇降板の昇降に連動して前記側板を介して前記中子型を径方向に伸縮させる係合部を設けたことを特徴とする溝ブロック成形用型枠における中子型の脱型構造。
IPC (4件):
B28B 7/30 ,  B28B 7/18 ,  B28B 21/88 ,  E03F 5/04
FI (4件):
B28B 7/30 ,  B28B 7/18 ,  B28B 21/88 ,  E03F 5/04 A

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