特許
J-GLOBAL ID:200903051005470004

四弗化エチレン樹脂多孔質体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 繁明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113364
公開番号(公開出願番号):特開平7-316327
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 微細な孔と高い気孔率を併せ持つ四弗化エチレン樹脂多孔質体、及びその製造方法を提供すること。【構成】 粒子径0.109μmの粒子を90%以上の粒子除去率で除去可能で、かつ、差圧1kg/cm2でインプロピルアルコールにより測定した流量(IPA流量)が0.6ml/cm2/min以上の四弗化エチレン樹脂多孔質体。四弗化エチレン樹脂ファインパウダーのペースト押出によって成形体を作成した後、(1)該成形体を燒結し、(2)次いで、燒結した成形体を巻き取り、かつ、巻き取った状態で四弗化エチレン樹脂の融点未満の温度で熱処理し、(3)しかる後、熱処理した成形体を少なくとも一軸方向に延伸することを特徴とする四弗化エチレン樹脂多孔質体の製造方法。
請求項(抜粋):
粒子径0.109μmの粒子を90%以上の粒子除去率で除去可能で、かつ、差圧1kg/cm2でインプロピルアルコールにより測定した流量(IPA流量)が0.6ml/cm2/min以上の四弗化エチレン樹脂多孔質体。〔ただし、粒子除去率の測定法は、以下の通りである。試料膜を直径47mmφの円形に打ち抜いてホルダーにセットし、次いで、粒子径が0.109μmのポリスチレンラテックス均一粒子を1.4×1010個/cm3の割合で含有する水溶液32cm3を加圧0.42kg/cm2で濾過させ、その際の粒子除去率を紫外可視分光光度計を用いて、波長310nmで測定する。〕
IPC (2件):
C08J 9/00 CEW ,  C08L 27:18
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る