特許
J-GLOBAL ID:200903051008292425

流体機器用軸封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009813
公開番号(公開出願番号):特開平9-196185
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 シングル形シールにして装置全体を小寸化しつつ、ダブルあるいはタンデム形と何ら遜色のない確実かつ安定よいシール機能を発揮させることができるようにする。【解決手段】 ポンプケーシング1とこれを貫通する回転軸2との間に、回転密封環5とこれに対向配置されてポンプケーシング1に軸線方向摺動可能に保持された静止密封環8とからなる非接触シール4を配設し、この非接触シール4における静止密封環8の端面にその径方向に間隔を隔てて回転周方向に沿った複数の溝10a,10bを形成し、そのうち径方向外側の周方向溝10aに連通して回転密封環5の端面5aに向けてガス圧力を供給して両密封環5,8の端面間を非接触状態に保持するガス供給孔としてのオリフィス孔11と径方向内側の周方向溝10bに連通して両密封環5,8の端面間に供給されたガスを外部の所定箇所に排出させるガス抜き孔13とを静止密封環8に形成している。
請求項(抜粋):
機器ケーシングと該機器用ケーシングを貫通する回転軸との間に、上記回転軸とともに回転する回転密封環と、この回転密封環に対向配置されて上記機器用ケーシングに軸線方向摺動可能に保持された静止密封環とを有し、かつ、上記静止密封環を上記回転密封環側へ押圧付勢してなる非接触シールを配設して構成された流体機器用軸封装置であって、上記非接触シールにおける静止密封環の端面にその径方向に間隔を隔てて回転周方向に沿った複数の溝を形成するとともに、これら周方向溝のうち径方向外側に位置する周方向溝に連通し上記回転密封環の端面に向けてガス圧力を供給して両密封環の端面間を非接触状態に保持するガス供給孔と径方向内側の周方向溝に連通して両密封環の端面間に供給されたガスを外部の所定箇所に排出させるガス抜き孔とを上記静止密封環に形成していることを特徴とする流体機器用軸封装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-009370

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