特許
J-GLOBAL ID:200903051009296068

光情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329112
公開番号(公開出願番号):特開平7-182658
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【構成】 情報記憶媒体の互いに隣接したトラックに、独立して点灯消灯可能な三つの光源から出た光ビーム70〜71を照射し、返ってきた光ビームを光検出器5で電気信号に変え、この信号を3つのサンプルホールド回路34〜36に導く。サンプルホールド回路34〜36は対応する光源が点灯している間のみサンプリング状態にし、消灯している間はホールド状態になるよう制御する。こうして各サンプルホールド回路34〜36は隣接する各トラックに記録された情報を主に含む信号をホールドし出力する。隣接するトラックからの信号にある係数を掛け、所望のトラックからの信号から差し引く。【効果】 光ディスクあるいは光カードなどの情報記憶媒体から情報を再生する際、再生周波数が高くても、クロストークを低減でき、非常に誤り率が低く信頼性の高い情報が安定して再生可能となる。
請求項(抜粋):
光ビームを用いて情報を再生する光情報再生装置において、情報が記録再生される一連のトラックが互いに隣接するように配置された情報記憶媒体の、所望のトラック及びそれに隣接するトラックに、独立に点灯、消灯可能な三つの光源から出射された光ビームを前記各トラックに照射し、前記各トラックに記録された情報と相互作用した後の各光ビームを、空間的には区別しないで電気的な信号に変えた第1の信号を出力する光ヘッド装置と、前記第1の信号を三つに分け、各々三つの異なるサンプルホールド回路に入力し、前記三つの光源を同時には二つ以上の光源が点灯することのないよう一定時間毎に順に点灯、消灯させ、かつ、前記三つの光源と前記三つのサンプルホールド回路とを一対一に対応させた時、各々対応する前記光源が点灯中の一定期間のみ対応する前記サンプルホールド回路を入力される信号に従って出力信号を変化させるサンプリング状態とし、対応する前記光源が消灯中は対応する前記サンプルホールド回路をサンプリング状態の期間の最後の出力信号を出力信号として入力信号とは無関係に保持するホールド状態とするようにタイミングを制御する制御回路と、前記三つのサンプルホールド回路からの出力信号を受けて、前記所望のトラックに記録された情報を主に含む信号から、前記所望のトラックに隣接するトラックに記録された情報を主に含む信号にクロストーク量程度の係数を掛けた信号を差し引く演算回路を有する、光情報再生装置。
IPC (2件):
G11B 7/00 ,  G11B 7/14

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