特許
J-GLOBAL ID:200903051017872019

環状オレフィン系共重合体およびその製造方法並びに熱可塑性重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-371732
公開番号(公開出願番号):特開2001-181349
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 優れた光学特性を有し、他の材料に対する接着性および密着性が高く、吸湿性が小さく、しかも、耐熱性の高く、臭気のないまたは少ない環状オレフィン系共重合体およびその製造方法並びに熱可塑性重合体組成物の提供。【解決手段】 エチレン由来の構造単位と、一般式(1)〔X1〜X2はH、炭化水素基または下記官能基で、一方は官能基。Z1〜Z2はHまたは炭素数1〜10の炭化水素基で、官能基が結合した炭素原子に結合したものは、炭化水素基。nは0〜2の整数。官能基:-OH 、これを含む炭化水素基、-COOH 、これを含む炭化水素基、一級若しくは二級アミノ基、アミノ基を含む炭化水素基、これらの第四級アンモニウム塩、N活性水素を有するアミド基、これが結合した炭化水素基、またはX1とX2からなる-CO-NH-CO-で表されるイミド基。〕で表される構造単位と、特定の環状オレフィンに由来する構造単位とを有する。【化1】
請求項(抜粋):
エチレンに由来する構造単位(a)と、下記一般式(1)で表される構造単位(b)と、下記一般式(2)で表される構造単位(c)とを有してなり、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.2〜5dl/gであることを特徴とする環状オレフィン系共重合体。【化1】〔式中、X1 およびX2 は、それぞれ独立して水素原子、炭化水素基または下記の官能基を示し、X1 およびX2 のうち少なくとも一方は下記の官能基である。Z1 およびZ2 は、それぞれ独立して水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基を示し、Z1 およびZ2 のうち下記官能基が結合した炭素原子に結合しているものは、炭素数1〜10の炭化水素基である。nは0〜2の整数を示す。官能基:ヒドロキシル基若しくはヒドロキシル基が結合した炭化水素基、カルボキシル基若しくはカルボキシル基が結合した炭化水素基、第一級アミノ基、第二級アミノ基若しくはこれらのアミノ基が結合した炭化水素基またはこれらの第四級アンモニウム塩、N活性水素を少なくとも一つ有するアミド基またはこのアミド基が結合した炭化水素基、並びにX1 とX2 とから構成された-CO-NH-CO-で表されるイミド基から選ばれた官能基。〕【化2】〔式中、R1 〜R12は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜10の炭化水素基を示し、これらはそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。また、R9 とR10とまたはR11とR12とは、一体化して2価の炭化水素基を形成していてもよく、R9 またはR10とR11またはR12とは、互いに結合して単環または多環構造を形成していてもよい。mは0または正の整数であり、pは0または正の整数である。〕
IPC (5件):
C08F210/02 ,  C08F232/00 ,  C08L 23/08 ,  C08L 45/00 ,  C08L101/00
FI (5件):
C08F210/02 ,  C08F232/00 ,  C08L 23/08 ,  C08L 45/00 ,  C08L101/00
Fターム (37件):
4J002AA01X ,  4J002BA01X ,  4J002BB10W ,  4J002BC02X ,  4J002BD03X ,  4J002BG00X ,  4J002BK00W ,  4J002BK00X ,  4J002CF00X ,  4J002CG00X ,  4J002CH07X ,  4J002CL00X ,  4J002CM04X ,  4J002CN01X ,  4J002CN03X ,  4J002GP00 ,  4J002GP01 ,  4J100AA02P ,  4J100AR09Q ,  4J100AR09R ,  4J100AR11Q ,  4J100AR11R ,  4J100BA03R ,  4J100BA16R ,  4J100BA29R ,  4J100BA30R ,  4J100BA32R ,  4J100BA34R ,  4J100BA37R ,  4J100CA05 ,  4J100DA25 ,  4J100FA00 ,  4J100FA10 ,  4J100GC00 ,  4J100JA32 ,  4J100JA33 ,  4J100JA36
引用特許:
審査官引用 (4件)
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