特許
J-GLOBAL ID:200903051020469608

耐熱合金ばね、及びそれに用いるNi基合金線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 苗村 正 ,  住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-259282
公開番号(公開出願番号):特開2008-075171
出願日: 2006年09月25日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
【課題】Ni基合金でなる耐熱ばね用合金線における特性の向上を図り、安定した耐へたり性と耐酸化性を発揮でき、前記課題を解決し得る高温環境用の耐熱合金ばね及びその為の耐熱合金線の提供を目的とする。【解決手段】質量%でC:0.1%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.50%以下、Cr:13.0〜25.0%、Mo:1.5〜7.0%、Ti:0.5〜4.0%、Al:0.1〜3.0%を含む。その他、W、Nbなどのいずれか1種以上を含んで残部実質的にNi及び不可避不純物で構成したNi基合金材でなり、かつその結晶粒内に、平均粒子径(d)が25nm以上で、かつ該合金材のビッカース硬さ(以下Hv硬さという)との関係比(Hv/d)が5〜25であるγ’〔Ni3 (Al.Ti,Nb)〕を形成したことを特徴とする耐熱合金ばねと、その為の耐熱合金線である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%でC:0.1%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.50%以下、Cr:13.0〜25.0%、Mo:1.5〜7.0%、Ti:0.5〜4.0%、Al:0.1〜3.0%、 並びにW:0.15〜2.50%、B:0.001〜0.020%,Zr:0.01〜0.3%,Nb:0.30〜6.00%,Co:5.0〜18.0%,Cu:0.03〜2.00%のいずれか1種以上を含むことがあり、 及び残部が実質的にNiと不可避不純物であるNi基合金材からなるとともに、 その結晶粒内に、平均粒子径(d)が25nm以上、かつ該Ni基合金材の表層側からその中心側に向かって、全厚さ又は線径の1/4深さ位置におけるビッカース硬さ(Hv)と、前記平均粒子径(d(nm))との硬度・径比(Hv/d)が5〜25であるγ’〔Ni3 (Al.Ti,Nb)〕を形成したことを特徴とする耐熱合金ばね。
IPC (3件):
C22C 19/05 ,  C22F 1/10 ,  B21C 1/00
FI (4件):
C22C19/05 L ,  C22F1/10 H ,  B21C1/00 C ,  B21C1/00 L
Fターム (5件):
4E096EA08 ,  4E096EA12 ,  4E096EA26 ,  4E096HA21 ,  4E096KA19
引用特許:
出願人引用 (3件)

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