特許
J-GLOBAL ID:200903051020772700
成形加工用アルミニウム合金板およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-023157
公開番号(公開出願番号):特開2003-221637
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月08日
要約:
【要約】【課題】 自動車用ボディシート等として、ヘム曲げ性が優れたAl-Mg-Si系成形加工用Al合金板を提供する。【解決手段】 Mg0.3〜0.9%、Si0.4〜1.2%を含有し、かつMn、Cr、Zr、V、Fe、Tiの1種以上を少量含有し、Cuが0.1%未満、残部がAlよりなり、平均結晶粒サイズ60μm以下、粒界上金属間化合物長さ5μm以下、粒界上金属間化合物合計長さL1と総粒界長さL2の比L1/L2が0.35以下、円換算径2μm以上の金属間化合物の分散密度1000個/mm2以下のAl合金板。製造方法として、均質化処理を450°C以上で施し、熱間圧延を、開始温度450°C以上、480〜350°Cの降温時間を20分以内とし、その降温過程で10%以上の再結晶率で1回以上再結晶させ、冷間圧延を施した後、480°C以上で5分以内の溶体化処理後、100°C/min以上で45°C〜100°C未満に冷却し、続いて60〜120°Cに2時間以上保持する安定化処理を行なう。
請求項(抜粋):
Mg0.3〜0.9%(mass%、以下同じ)、Si0.4〜1.2%を含有し、かつMn0.03〜0.4%、Cr0.03〜0.4%、Zr0.03〜0.4%、V0.03〜0.4%、Fe0.03〜0.5%、Ti0.005〜0.2%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、さらにCuが0.1%未満に規制され、残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、しかも平均結晶粒サイズが60μm以下、粒界上に存在する金属間化合物粒子の最大長さが5μm以下、粒界上に存在する全金属間化合物粒子の合計長さL1と総粒界長さL2との比L1/L2が0.35以下、円換算径2μm以上の金属間化合物粒子の分散密度が1000個/mm2以下であることを特徴とする、ヘム曲げ性および焼付硬化性に優れかつ室温経時変化の少ない成形加工用アルミニウム合金板。
IPC (16件):
C22C 21/02
, C22C 21/06
, C22F 1/05
, C22F 1/00 604
, C22F 1/00 623
, C22F 1/00 630
, C22F 1/00
, C22F 1/00 682
, C22F 1/00 683
, C22F 1/00 684
, C22F 1/00 685
, C22F 1/00 686
, C22F 1/00 691
, C22F 1/00 692
, C22F 1/00 693
, C22F 1/00 694
FI (19件):
C22C 21/02
, C22C 21/06
, C22F 1/05
, C22F 1/00 604
, C22F 1/00 623
, C22F 1/00 630 A
, C22F 1/00 630 K
, C22F 1/00 682
, C22F 1/00 683
, C22F 1/00 684 A
, C22F 1/00 684 B
, C22F 1/00 685 Z
, C22F 1/00 686 B
, C22F 1/00 691 B
, C22F 1/00 692 A
, C22F 1/00 692 B
, C22F 1/00 693 A
, C22F 1/00 693 B
, C22F 1/00 694 B
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