特許
J-GLOBAL ID:200903051025250647

密閉型電池の封口方法および密閉型電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-378921
公開番号(公開出願番号):特開2002-184365
出願日: 2000年12月13日
公開日(公表日): 2002年06月28日
要約:
【要約】【課題】漏液発生のおそれのない高い密閉性を有し、電池落下や電池ケースの膨らみに対し高い堅牢性を有する状態に封口することのできる密閉型電池の封口方法およびその封口方法を用いて製造された密閉型電池を提供する。【解決手段】電池ケース13の開口端の内周側縁部にテーパー面13aを形成し、且つ封口板14の周端部の上面側角部にテーパー面14aを形成する。封口板14を電池ケース13の開口端に嵌入して、電池ケース13のテーパー面13aと封口板14のテーパー面14aとを互いに対面状態に合体させることにより、ほぼV字状の断面形状を有する環状の溶接用溝17を形成する。溶接用溝17の溝底部19にレーザ光L1を照射してレーザ溶接を開始するとともに溶接用溝17に沿って上方に向けレーザ溶接を行うことにより、電池ケース13と封口板14とをレーザ溶接による溶接部21で固着して電池ケース13の開口端を封口板14で封止する。
請求項(抜粋):
電池ケースの開口端に、絶縁パッキンを介して密閉体が固着された封口板を嵌め込み、前記電池ケースの開口部の内周縁部と前記封口板の周端面との嵌合部分をこれらの全周にわたりレーザ溶接する密閉型電池の封口方法において、前記電池ケースの開口端の内周側縁部にテーパー面を形成するとともに、前記封口板の周端部の上面側角部にテーパー面を形成する工程と、前記封口板を前記電池ケースの開口端に嵌入して、前記封口板の上面と前記電池ケースの開口端面とが面一になる相対位置に位置決めし、前記電池ケースのテーパー面と前記封口板のテーパー面とを互いに対面状態に合体させることにより、ほぼV字状の断面形状を有する環状の溶接用溝を形成する工程と、前記溶接用溝の溝底部にレーザ光を照射してレーザ溶接を開始するとともに前記溶接用溝に沿って上方に向けレーザ溶接を行うことにより、前記電池ケースと前記封口板とをレーザ溶接による溶接部で固着して前記電池ケースの開口端を前記封口板で封止する工程とを有していることを特徴とする密閉型電池の封口方法。
IPC (2件):
H01M 2/02 ,  H01M 2/04
FI (2件):
H01M 2/02 A ,  H01M 2/04 A
Fターム (6件):
5H011AA09 ,  5H011CC06 ,  5H011DD05 ,  5H011DD13 ,  5H011FF02 ,  5H011JJ02

前のページに戻る