特許
J-GLOBAL ID:200903051027662071
スポット溶接部の評価方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-054209
公開番号(公開出願番号):特開平6-265529
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 スポット溶接部のナゲット部を超音波探触子による高精度に評価する。【構成】 スポット溶接部に対して、超音波ビームを走査する。このとき、超音波ビームの焦点位置が、下板3の上板2側表面と、下板3の底面との間つまり下板3内にくるようにする。上板2と下板3との接合面での反射波B1を抽出してその強度分布を得、強度分布曲線が下板3の底面反射波B2を抽出してその強度分布を得、反射波B2の強度分布の両サイドの増加率がゼロになる2点(イ)(ロ)の位置を検出し、反射波B1の強度分布曲線と反射波B2の強度分布曲線とで囲まれる面積を算出する。前記2点間の距離あるいは前記面積を基準にして、ナゲット部や接合状態を正確かつ簡便に評価する。
請求項(抜粋):
上板と下板とをスポット溶接した板材に対し上板表面から下板方向に超音波ビームを送信すると共に反射超音波を受信し、該超音波ビームを板材に対して相対的に走査しながら得られる反射超音波の強度変化からスポット溶接部の走査方向の大きさを検査するスポット溶接部の評価方法において、送信する超音波ビームを下板の上板側表面と裏面との間に焦合させながら超音波ビームを板材に対して相対的に走査し、上板・下板間接合部からの反射超音波と下板裏面からの反射超音波の強度変化からスポット溶接部の走査方向の大きさを求めることを特徴とするスポット溶接部の評価方法。
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