特許
J-GLOBAL ID:200903051030601180

乗り物の内部における無線通信方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  伊坪 公一 ,  水谷 好男 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-516229
公開番号(公開出願番号):特表2006-527943
出願日: 2004年06月18日
公開日(公表日): 2006年12月07日
要約:
本発明は、航空機内のモバイル端末(102)が航空機内の屋内セルラーネットワーク(100)の圏内に入ると共に外部セルラーネットワークと干渉しないように、航空機などの乗り物の内部において使用されるセルラーシステムとモバイル端末の送信パワーを調節する通信動作モードを提供する。これによれば、送信のパワーレベルが制限されるため、航空機内のアビオニクス機器との間で発生しうる電磁干渉が減少する。屋内セルラーネットワークが使用する周波数帯域は、通信規格及び規則によって割り当てられている周波数帯域とは無関係に、サービスプロバイダが決定可能である。本発明による航空機プロファイルを適用した従来のモバイル端末(102)及び従来の基地トランシーバ局(104)を搭乗中に航空機内において使用することにより、従来の外部セルラーネットワーク(150)と通信することができる。
請求項(抜粋):
航空機などの乗り物の内部の少なくとも1つのモバイル端末(102)と少なくとも1つの第1ネットワーク装置(104)間の無線通信の動作モードを提供する方法であって、 前記航空機内の前記モバイル端末と前記第1ネットワーク装置間の無線接続に前記モバイル端末が使用する動作モードを通知する情報を前記モバイル端末から伝達する段階と、 前記航空機内の前記第1ネットワーク装置(104)を介して前記モバイル端末を接続し、前記航空機外の第2ネットワーク装置(120)と無線通信する段階であって、前記前記第1ネットワーク装置と前記第2ネットワーク装置間の前記無線接続は、前記航空機外の外部無線ネットワーク(150)と通信する能力を有する通信動作モードを使用している、段階と、 を有し、 前記モバイル端末と前記第1ネットワーク装置間の無線接続の送信パワー値を限度パワー値に制限する段階(303)と、 前記接続の既定のサービス品質の提供と外部無線ネットワークとの干渉の極小化に基づいて前記限度パワー値を選択する段階(411)と、 外部無線ネットワークとの前記干渉の影響の極小化に基づいて、前記モバイル端末と前記第1ネットワーク装置間の無線接続を確立するべく、少なくとも1つの周波数値を選択する段階(305、509、613)と、 前記限度パワー値と前記周波数値に基づいて前記航空機内の前記無線接続の前記通信動作モードの構成を行う段階(212)と、 を特徴とする方法。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/26
FI (3件):
H04B7/26 109G ,  H04B7/26 A ,  H04B7/26 102
Fターム (8件):
5K067AA34 ,  5K067BB04 ,  5K067BB43 ,  5K067EE02 ,  5K067EE06 ,  5K067EE10 ,  5K067GG08 ,  5K067JJ11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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