特許
J-GLOBAL ID:200903051050577405

滞留熱安定性に優れる熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-035244
公開番号(公開出願番号):特開平8-231841
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 耐衝撃性および溶融成形加工時の滞留熱安定性に優れ、かつ製品ロット間における滞留熱安定性のバラツキが小さい熱可塑性樹脂組成物、並びにその製造方法を提供することを目的とする。【構成】 本発明は、(A)ポリカーボネート樹脂20〜87重量%、(B)特定のグラフト重合体3〜40重量%、(C)熱可塑性ポリエステル樹脂またはビニル系重合体10〜77重量%、並びに(A)+(B)+(C)=100重量部あたり(D)特定のリン化合物0.01〜1.0重量部および(E)疎水性有機化合物0.01〜1.0重量部からなり、かつ(D)と(E)の割合が重量比1:2〜2:1の範囲である熱可塑性樹脂組成物及び、(D)と(E)を予め混合した混合物と、ポリカーボネート樹脂、特定のグラフト重合体、熱可塑性ポリエステル樹脂またはビニル系重合体とを溶融混練する該熱可塑性樹脂組成物の製造方法からなる。
請求項(抜粋):
(A)ポリカーボネート樹脂20〜87重量%、(B)ゴム状重合体に、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、メタクリル酸エステルより成る群から選ばれたビニル系単量体の1種以上をグラフト共重合したグラフト共重合体3〜40重量%、(C)(イ)熱可塑性ポリエステル樹脂または(ロ)芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、メタクリル酸エステルから選ばれたビニル系単量体の1種以上を単独または共重合した重合体10〜77重量%、並びに(A)+(B)+(C)=100重量部あたり(D)リン化合物0.01〜1.0重量部および(E)疎水性有機化合物0.01〜1.0重量部から成り、かつ(D)リン化合物と(E)疎水性有機化合物の割合が重量比1:2〜2:1の範囲にある(A)、(B)、(C)、(D)および(E)を混合することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
IPC (5件):
C08L 69/00 LPN ,  C08K 5/00 KKJ ,  C08K 5/49 KKM ,  C08L 51/04 LLB ,  C08L 67/02 LPE
FI (5件):
C08L 69/00 LPN ,  C08K 5/00 KKJ ,  C08K 5/49 KKM ,  C08L 51/04 LLB ,  C08L 67/02 LPE
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-260948
  • 特開昭63-083157
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-260948
  • 特開昭63-083157

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