特許
J-GLOBAL ID:200903051056705324

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254093
公開番号(公開出願番号):特開平6-072309
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 部分低μ路を正確に検出し得る装置を得る。【構成】 前輪に対してアンチスキッド制御が開始されてから後輪に対してアンチスキッド制御が開始されるまでの時間が第一設定時間範囲内にある場合には、部分低μ路であると検出するアンチスキッド制御装置において、第二設定時間範囲ΔTC 内は後輪基準車輪速度を小さくする。四輪駆動車においては、前輪速度の上昇によって生じる後輪速度の低下によって後輪にアンチスキッド制御が開始される恐れ(T7)があったが、本実施例のアンチスキッド制御装置によれば、ΔTC の間は後輪基準車輪速度が小さくされているため、時点T7においてアンチスキッド制御は開始されず、時点T6において開始される。したがって、部分低μ路を正確に検出することができる。
請求項(抜粋):
前輪と後輪とを独立に制御するアンチスキッド制御装置において、少なくとも次の条件、すなわち、前記前輪に対するアンチスキッド制御が開始されてから車速とホイールベースとに基づいて決まる第一設定時間範囲内に前記後輪に対してアンチスキッド制御を開始することが必要になるという条件が満たされた場合に部分低μ路であるとする部分低μ路検出手段と、前記前輪に対するアンチスキッド制御の開始時点と、前記第一設定時間範囲の開始時点との間において設定された第二設定時間範囲内においては前記後輪に対するアンキスキッド制御の開始を禁止する後輪アンチスキッド制御開始禁止手段とを設けたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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