特許
J-GLOBAL ID:200903051056938752

論理回路の遅延計算システムおよび遅延計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344044
公開番号(公開出願番号):特開平10-187779
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】論理回路の一部変更に伴なう伝搬遅延時間の再計算時間を大幅に削減することのできる遅延計算システムを提供する。【解決手段】分割モジュール12は、論理回路データファイル22を参照して論理回路を信号の伝搬に依存関係を有しない互いに独立した複数の部分回路に分割し、その分割結果をグループテーブルファイル24に出力する。また、回路比較モジュールは、変更前の論理回路データファイル21と変更後の論理回路データファイル22とを比較して変更箇所を検出し、その変更箇所を示す変更情報を変更情報ファイル23に出力する。一方、分割モジュール12は、この変更情報ファイル23を参照して変更箇所を含む部分回路をグループテーブルファイル24から検出する。そして、遅延計算モジュール13は、分割モジュール12が検出した変更箇所を含む部分回路の伝搬遅延時間のみを再計算する。
請求項(抜粋):
入力端子から出力端子までの信号経路に含まれる伝搬遅延時間を計算する論理回路の遅延計算システムにおいて、前記論理回路を信号の伝搬に依存関係を有しない互いに独立した複数の部分回路に分割する分割手段と、前記論理回路の伝搬遅延時間を前記部分回路ごとに計算する遅延計算手段と、前記論理回路の変更情報を入力する入力手段と、前記入力手段が入力した変更情報で示される変更箇所を含む部分回路を前記複数の部分回路の中から検出する検出手段とを具備し、前記論理回路の一部に変更が施された際、その変更箇所を含む部分回路の伝搬遅延時間を再計算するのみで変更後の論理回路全体の伝搬遅延時間を算出可能とすることを特徴とする遅延計算システム。
IPC (2件):
G06F 17/50 ,  H01L 21/82
FI (3件):
G06F 15/60 674 ,  G06F 15/60 668 A ,  H01L 21/82 C

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