特許
J-GLOBAL ID:200903051056982948

レンズシートの製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228481
公開番号(公開出願番号):特開平8-090663
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】製造装置が大がかりで高コストとなることのないような、レンズシートの製造方法を提供する。【構成】電離放射線硬化型樹脂を用いたキャスティング法によるレンズシートの製造にあたり、?@スタンパの凹凸面と透明シートとの空隙に充填した前記樹脂をプレスにより薄く拡げる処理と、?A電離放射線の照射処理、とを併用する。?@の工程時に、スタンパと透明シートとの周辺部に電離放射線を照射し、樹脂硬化させて、周辺部のシールを行なう。
請求項(抜粋):
電離放射線を透過する透明フィルムもしくは透明シートと、レンズを構成する所定形状の凹凸が形成されたスタンパの凹凸形成面とによって規定される空隙に電離放射線硬化型樹脂を充填した後、前記樹脂に前記フィルムもしくはシート側より電離放射線を照射して前記樹脂を硬化させ、前記フィルムもしくはシートと重合接着させることによって、レンズシートを製造する方法において、以下の工程を含むことを特徴とするレンズシートの製造方法。(a)前記空隙に電離放射線硬化型樹脂を充填した後、前記フィルムもしくはシートの反空隙側の表面の、前記凹凸形成部を含む面に対応する部分を、電離放射線を透過しない材質のマスクによって遮蔽する工程。(b)プレス装置を用い、前記フィルムもしくはシート側より、前記マスク部分を機械的に加圧し、前記フィルムもしくはシートをスタンパ側に変位させ、前記空隙の厚さを減少させる工程。(c)電離放射線照射装置を用い、前記マスクの周辺部に対応する電離放射線硬化型樹脂に、前記フィルムもしくはシート側より電離放射線を照射して前記樹脂を硬化させ、前記フィルムもしくはシートと重合接着させる工程。(d)前記マスクを取り除き、その部分の樹脂に前記フィルムもしくはシート側より電離放射線を照射して前記樹脂を硬化させ、前記フィルムもしくはシートと重合接着させる工程。
IPC (6件):
B29D 11/00 ,  B29C 69/00 ,  B29C 71/04 ,  G02B 3/08 ,  G03B 21/60 ,  B29L 11:00

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