特許
J-GLOBAL ID:200903051061052177

ブレークポイント設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-069815
公開番号(公開出願番号):特開平5-233364
出願日: 1992年02月19日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 命令を書き換えずに多数のブレークポイントの設定を可能とする。【構成】 まず、ブレークポイント設定ルーチンBは、指定された複数のブレークポイントBP1、BP2、BP3のうち、プログラム実行の特定のタイミングで、次に検出されるフレームポイントを予測し、そのアドレスをブレークポイントレジスタ1に設定する。即ち、プログラムの実行に従って次に現われるブレークポイントを予測し、これに従ってブレークポイントレジスタ1を入換える。これにより、1個のブレークポイントレジスタ1で複数のブレークポイントを支援する。ここに、ブレークポイントを予測し、ブレークポイントレジスタ1の設定を行なうタイミングは、デバッグ対象プログラムPの実行開始直前、ブレークポイント検出時及び分岐時に行なう。分岐の検出は分岐トレース機構3による。
請求項(抜粋):
複数の命令から成るプログラム中で、指定された各命令で当該プログラムの実行をそれぞれ停止させる複数のブレークポイントを用意し、当該ブレークポイントのアドレスのうちのいずれかを保持する少なくとも1つのレジスタと、当該レジスタに保持されたアドレスに存在する命令の実行に対応して割込みを要求するブレークポイント検出機構とを用意するとともに、前記プログラム中の連続したアドレスに存在する命令を順次実行する途中で、不連続な他のアドレスに分岐する分岐命令が出現した場合に、当該分岐命令の実行後に割込みを要求する分岐トレース機構を用意し、前記プログラムのデバッグのため、当該プログラムの実行を開始する場合には、実行開始アドレス以上で、且つ、当該実行開始アドレスに最も近いブレークポイントのアドレスを前記レジスタに設定し、前記プログラムのブレークポイントでの停止後、当該プログラムの実行を再開する場合には、実行再開アドレスより大きく、且つ、当該実行再開アドレスに最も近いブレークポイントのアドレスを前記レジスタに設定し、前記プログラムの実行の途中で前記分岐トレース機構により分岐が検出された場合には、分岐先アドレス以上で、且つ、当該分岐先アドレスに最も近いブレークポイントのアドレスを前記レジスタに設定することにより、前記プログラムの実行の途中で、実行される先の命令を順次前記レジスタに設定することを特徴とするブレークポイント設定方式。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-303440
  • 特開平1-211129

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