特許
J-GLOBAL ID:200903051067953184
付着力の向上した硬化性フッ素化オルガノシロキサン組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-239480
公開番号(公開出願番号):特開平6-200165
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 ケイ素に結合したアルケニル基及びフッ素化アルキル基を有するポリオルガノシロキサン、少なくとも1種のオルガノ水素シロキサン硬化剤、白金含有ヒドロシリル化触媒、並びに通常のオルガノシロキサン付着促進剤を含んでなるオルガノシロキサン組成物が硬化する際に発現される付着力を、実質的に向上させる。【構成】 ポリオルガノシロキサンとして、アルケニル置換されたシロキサン単位が一番近いフッ素含有シロキサン単位から少なくとも二つのジメチルシロキサン単位により隔てられているものを使用する。
請求項(抜粋):
次に掲げる成分A〜Dを含んでなる硬化性オルガノシロキサン組成物。A.ケイ素に結合したアルケニル基を1分子当たりに少なくとも二つ有するポリオルガノシロキサンであって、シロキサン単位のうちの少なくとも20モル%がケイ素と結合したペルフルオロアルキルエチル基を有し、そして上記のアルケニル基を有するケイ素原子が上記のペルフルオロアルキルエチル基を有する最も接近したケイ素原子から少なくとも二つのジメチルシロキサン単位により隔てられているポリオルガノシロキサンB.ケイ素と結合した水素原子を1分子当たりに平均して少なくとも二つ有し、成分Aのアルケニル基に対する成分Bの水素原子のモル比が0.4〜3.5の範囲内であるオルガノ水素シロキサンC.周期表の白金族の金属とこれらの金属の化合物とから選ばれ、当該硬化性オルガノシロキサン組成物100万部当たりの白金族金属が1〜50部に相当する範囲内の量の、白金含有ヒドロシリル化触媒D.炭素を介してケイ素に結合する有機官能性置換基を少なくとも一つ有し、当該置換基がエポキシ、アミノ、アルケニル基から選ばれるアルコキシ置換された有機ケイ素化合物、エチレン列不飽和カルボン酸のアルキルエステル、又はこれらの酸から誘導されたポリマーであって、当該硬化性組成物の総重量を基準にして0.1〜10重量%の量の付着促進剤
IPC (3件):
C08L 83/07 LRP
, C08K 5/54
, C08L 83/05
引用特許:
前のページに戻る