特許
J-GLOBAL ID:200903051070759119

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-299262
公開番号(公開出願番号):特開平7-152016
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 フリッカの発生を解消しかつコントラスト比(輝度)特性が良好で表示品位の高い液晶表示装置を実現する。【構成】 液晶表示素子100と、この液晶表示素子100に走査電圧を印加する走査電極駆動部200と、液晶表示素子に信号電圧を印加する信号電極駆動部300と、走査電極駆動部200および信号電極駆動部300に液晶駆動電圧を供給する液晶駆動電圧電源部400と、走査電極駆動部200および信号電極駆動部300にそれぞれ走査電圧波形データ、信号電圧波形データをそれぞれ送出する駆動波形データ生成部500と、駆動波形データ生成部500に対して、階調間引き表現を行なうためのフレーム間引きデータを送出する階調-間引きデータ変換部600とからその主要部が構成されている。
請求項(抜粋):
複数の走査電極と前記複数の走査電極に間隙を維持して交差するように対向配置される複数の信号電極と前記走査電極および前記信号電極の間に挟持された液晶層とを有する液晶表示素子と、前記走査電極に接続されて走査電圧を印加する走査電極駆動回路と、前記信号電極に接続されて信号電圧を印加する信号電極駆動回路と、前記走査電圧の波形を決定するための走査電圧波形データを生成し前記走査電極駆動回路に送出するとともに、前記信号電圧の波形を決定するための信号電圧波形データを生成し前記信号電極駆動回路に送出する駆動電圧波形データ生成部とを備え、入力されてきた表示データおよび前記走査電圧波形データに基づいて前記信号電圧が形成されるとともに前記走査電極のうち 2本以上の走査電極を同時に選択して前記液晶表示素子を駆動する液晶表示装置において、前記駆動電圧波形データ生成部が、前記表示データから階調データを抽出し該階調データに基づいてフレーム間引き法によって階調表現を行なうためのフレーム間引きデータを生成し、前記フレーム間引きデータに基づいて、 1画像を形成する 1周期あたりのNフレームの画面のうちの明画面のフレーム数と暗画面のフレーム数との比率を決定し、さらに前記Nフレーム分のフレーム間引きデータのうちから 1/Nフレーム時間ごとに順次異なるフレームのデータに基づいて前記信号電圧波形データを生成し、該信号電圧波形データを順次に前記信号電極駆動回路に送出するとともに、該信号電圧波形データに同期して前記走査電圧波形データを前記走査電極駆動回路に送出して、前記 1画像を形成する 1周期あたりのNフレームの画面のうちの明画面のフレーム数と暗画面のフレーム数との比率に対応した階調表現を有する画像表示を前記液晶表示素子で行なうことを特徴とする液晶表示装置。

前のページに戻る