特許
J-GLOBAL ID:200903051079950202

高炉の安定操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中濱 泰光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-114476
公開番号(公開出願番号):特開2003-306708
出願日: 2002年04月17日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 操業中の高炉における炉下部の通気・通液性を的確に把握することにより、安定した高炉操業を行なう技術を開発する。【解決手段】 操業中高炉1の炉下部での送風圧力の仮想低下量を求め、これを用いて炉下部の充填物粒子径を推定すると共に、予め当該高炉の安定操業中の炉下部での送風圧力の仮想低下量を求め、両仮想低下量を用いてそのときの炉下部の充填物粒子径を推定しておく。操業中高炉の上記充填物粒子径と、安定操業中の上記充填物粒子径との比を、高炉の操業安定性の指標として用いる。仮想低下量を求める方法は、羽口の上方で朝顔部10に属する2点以上の炉内壁近傍の圧力を用いて羽口軸4上の仮想の送風圧力Pb’を求め、Pb’と、上記2点以上の圧力の内最も高い位置の圧力測定値Pminとの圧力差を仮想低下量とする。仮想低下量から、炉下部の平均的充填粒子径を、Ergunの式を用いて求める。
請求項(抜粋):
操業中高炉の炉下部における送風圧力の仮想低下量を求め、この仮想低下量を用いて、当該炉下部の充填物粒子径を推定すると共に、予め、当該高炉の安定操業中に、当該炉下部における送風圧力の仮想低下量を求め、この仮想低下量を用いて、当該高炉の安定操業中における炉下部の充填物粒子径を推定しておき、こうして推定された前記操業中高炉の炉下部の充填物粒子径と、当該高炉の前記安定操業中における炉下部の充填物粒子径との比を、当該高炉の操業安定性の指標として用いることを特徴とする、高炉の安定操業方法。
IPC (2件):
C21B 5/00 316 ,  C21B 5/00 322
FI (2件):
C21B 5/00 316 ,  C21B 5/00 322
Fターム (1件):
4K012BD00

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